大阪・夢洲で開業を目指す、IR=カジノを含む統合型リゾートの予定地で、24日から施設の建設が始まるのを前に起工式が開かれました。
24日、万博会場・夢洲の北側では、大阪府の吉村知事や大阪市の横山市長も出席して、IR=カジノを含む統合型リゾートの起工式が開かれました。
およそ49万平方メートルの敷地にカジノや国際会議場、ホテルなど大規模な商業施設を作る計画です。
おととし12月から液状化の対策工事が行われていましたが、24日から施設本体の工事が始まります。
IRの工事を巡っては、去年、博覧会国際事務局長などが、景観や騒音を懸念して、万博期間中の工事の中断を要請。
大阪府や市は、来場者が増える開幕直後やお盆などにIRの工事を休止する日を増やすほか、くい打ち工事を2カ月延期し、重機の稼働台数のピークを万博の閉幕後にずらすなどの対策を講じることで、期間中の工事実施に合意していました。
IRは2030年秋ごろの開業を目指しています。