大阪・関西万博が13日開幕しました。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
会場の正午前の様子を関西テレビの谷元星奈アナウンサーが現場から中継しました。
【谷元星奈アナウンサー】
私はいま万博会場の南側にいます。こちらは日本のクリエイターたちが『いのち』をテーマに掲げた8つのパビリオンが並ぶエリアでたくさんの人で賑わっています。
■開門は午前9時 入場ゲートは最大2時間待ち
午前9時に開幕した大阪・関西万博。
入場ゲートには多くの人が並んでいて目当てのパビリオンに向かって走っていく人の姿も見られました。
今回の万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で158の国と地域が参加しています。
■アンドロイドと目が合うと微笑みかける
中でも人気を集めるのがこちら。
大阪大学のロボット学者・石黒浩教授が手がけた『いのちの未来』パビリオンです。
ここでは人とアンドロイドが一緒に暮らす50年後の未来を見ることができます。
私もさっそく館内に入らせてもらったのですが…
アンドロイドの表情や仕草がほんとにリアルでロボットの概念が覆されました。
私と目が合った時にですね、アンドロイドがほほえみかけてくれたんです。
その時の表情が仲のいい友達と目が合った時のようで不思議な気持ちになりました。
改めて「万博は未来を見られる場所なんだな」と実感した瞬間でした。
■インドなど5か国のパビリオンが開幕に間に合わず
そして、”万博の華”海外パビリオンにも注目です。
こちら、お隣にあるのは中国パビリオン。
外壁には、5つの書体で119の漢詩が書き記されているんです!
一方で今回の万博ではパビリオンの建設遅れが懸念されていましたが、博覧会協会によるとインドなど5カ国が開幕日に開館できていないということです。
万博はきょうから10月13日までの半年間開催され、およそ2800万人の来場が見込まれています。