兵庫県の斎藤知事の疑惑を告発した元県民局長が公用パソコンに保存していた「私的な情報」について、県は情報公開請求に対し開示しないことを決めました。
兵庫県は去年、斎藤知事の疑惑の告発文書を作成した元局長に対し、公用パソコンから「業務とは関係のない私的な文書」が見つかったことから、停職3カ月の懲戒処分を下しました。
斎藤知事は今月の会見で、文書の中身について一部触れた上で、「情報公開請求があれば議論する」としていました。
県は18日、これまでの請求に対し「非公開」にすると決めました。
【斎藤元彦知事】「人事課がこれまでも同様に請求があったと思う。それをふまえながら適切に対応したと思います」
また、第三者委員会は19日午後、疑惑の調査結果を県に提出する予定で、百条委員会と別の立場でどう評価するのか注目されます。