中居正広氏は23日、女性との間で起きたトラブルをめぐる一連の問題を受けて、「芸能活動引退」を発表しました。
関西テレビ「newsランナー」のコメンテーター・菊地幸夫弁護士は、「彼を使う番組、局はもうないと悟ったのでは」と指摘しました。
■菊地弁護士「過去の業績とギャップ 耐えられなくなったところもあろうか」
【菊地幸夫弁護士】「仮にどこかのタイミングで復帰するということになっても、今のこの状況ですと、彼を使う番組なり局なりは、もうないという所を悟られて、こういう見解の表明に至ったんだろうなと思います。 過去の業績からすると、あまりにもギャップがあって、それにご本人も耐えられなくなったという所もあろうかと思います」
■神崎デスク「中居氏は第三者の調査に向き合うということだと思う」
中居氏は引退にあたって、メッセージを出しました。
この中の一文、「これであらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります」
というコメントについて、関西テレビの神崎博報道デスクは「第三者による調査に真摯に向き合う意向があるのでは」と話しました。
【関西テレビ 神崎博報道デスク】「(中居氏の文書)の中段部分に注目をしました。今後、第三者による調査が行われます。当然、当時案に対して普通であれば、双方から意見を聞き取ることがあると思うので、例えば、芸能界を引退した中居さんが拒むことも考えられたんですけれども、今回、その書面見ると、ちゃんと真摯に向き合って、誠意を持って対応すると書かれているので、その調査に対しても真摯に向き合うということだと思います」
■菊地弁護士「スポンサーや外資の株主の動きで”流れ変えられない”と判断か」
中居氏は2週間前の1月9日には、「今後の芸能活動は続けられる」と芸能活動の継続の意向を示していていました。 しかしその2週間後に引退発表となり、大きく判断が変わりました。
【菊地幸夫弁護士】「2週間前は、まだどこかのタイミングで復帰を考えたのかもしれませんけれども、やっぱり大きいのは、このところにきて、各スポンサーの動きなど、あるいは外資系のフジテレビの株主の動きですね。こういうもので、“この流れはもう変えられない”とご理解したのじゃないかなと思います」
(関西テレビ「newsランナー」2025年1月23日放送)