1月26日(日)12時15分にスタートする、第44回大阪国際女子マラソン。その注目選手に迫ります!
小林香菜選手(23)は、早稲田大学の『ランニングサークル出身』という異色のランナー。大学時代から市民マラソンに挑戦し、前回の大阪国際はネクストヒロインとして出場しました。 大塚製薬の陸上競技部に入り、1年目から駅伝でも好走。昨年12月の防府読売マラソンでは大幅に自己記録を更新。自身初の海外高地合宿も積み、今回のレースで飛躍を目指します。
■後悔したくない…決意の実業団入り
【小林香菜選手】「大学で部活に入らなかったので、『やり残した思い』がずっと心の中に引っかかっていました。後悔が残ったまま仕事をすることになると、どっちつかずになりそうだな…みたいに思い。それなら、やるなら…陸上は若いうちが勝負だと思うので」
決意しての実業団入り…。環境の変化は小林選手自身の確実な成長につながりました。
【小林香菜選手】「練習内容も量も明らかに多くなって、内容も充実してきていると感じます。元々トラックのスピードが無かったので、実業団選手として『競う部分』ができていなかったんですが、それがそのままの状態で、マラソンを走っていたと思います。『競う部分』ができてきたことで、先日の防府マラソンでもタイム出たのかなって思います」
実業団入りで、もう一つ、気づいたことがありました。
【小林香菜選手】「実業団行きたいなって思ったくらい、『陸上競技が好きなんだ』って気づきました。コツコツ努力することが多いというか、そういうタイプなので、それが一番結果に表れやすいのがマラソンだなって思います」
■大阪国際は「国内女子の最速レース」
【小林香菜選手】「(大阪国際は)前回の前田さんの記録とかありますし、国内の女子の最速レースみたいなイメージがあります。(前田穂南選手は)練習も、精神的にも、すごいずっと懸けてきたものがあると思うので、計り知れない努力をされてきたんだなって思います」
【小林香菜選手】「タイムとか順位とかよりも、その先頭集団にどこまでついていけるか。そこで勝負したいなって思います」