2025年、陸上の世界選手権での活躍も期待!
関西の高校に所属する「スーパー高校生」2人が新年のスタートを切りました。
1月4日から和歌山県で行われた、中距離走の将来有望な中高生たちが集まった合宿。
およそ300人の参加者の中に…いました!
日本中距離界・期待の星!滋賀学園高校に所属する、落合晃(こう)選手です。
落合選手は、高校生ながら日本選手権で優勝。
さらに、日本人として初めて800メートルで1分44秒台を叩きだしました。
■走らない「トレーニング」をみっちり3時間
年始早々合宿を行うということは、さぞかし走りまくっているのかと思いきや…なんと、全然走っていません!
この日はストレッチ中心のトレーニングをみっちり3時間。
この合宿では、体の効率の良い動かし方などを学んでいるのです。
■19年ぶりに日本記録した久保凛選手
そして、この日の夜。
そこにはもう一人、陸上界の超新星の姿が!
【久保凛選手】「東大阪大学敬愛高等学校の久保凛です」
久保選手は去年6月、日本選手権の800メートルで2大会連続でオリンピックに出場した田中希実選手を破り日本一に輝くと…。
7月には、高校生ながら19年ぶりに日本記録を更新しました。
■同世代の選手たちからの質問に答える
そんな日本記録を持つ2人の高校生が新年早々、夢の競演! 講演会で、同世代の選手たちからの質問に答えました。
【参加者】「体調不良になった時やケガをしたとき等はメンタル強化はどのようなことをしていますか?」
【久保凛選手】「起きてしまったことは仕方がないことなので、何があってもとりあえず前向きに取り組むってことをしていったかなと思います」
【落合晃選手】「そんなに重く考えずにかるーく休む期間だなくらいに思っていました」
この前向きさがスーパー高校生になれた、ゆえんなのでしょうか。
■新年の抱負は
そんな2人の新年の抱負は?
【落合晃選手】「2025年は東京で世界選手権が行われるので、そこに向けて出場をまずできるようにということと、そこで結果を残せるように頑張りたいなと思っています」
【久保凛選手】「1番の目標の世界選手権には必ず出場するということと、出場するからには1番いいメダルをとりたい」
(関西テレビ「newsランナー」 2025年1月6日放送)