26日大阪府は、インフルエンザの感染報告数が増加し、「警報レベル」を超えたと発表しました。
大阪府によると、大阪府での定点当たりのインフルエンザの患者報告数(12月16日から12月22日)が「45.75」となり、警報レベルである「30」を超えたということです。
過去10年の同じ時期と比べて、最も高くなっているということです。
前週(12月9日から12月15日)の患者報告数は「21.64」で、大きく増加していて、感染が急速に拡大しているということです。
大阪府感染症情報センターの調査によると、府内の地区のなかでも、南河内地区における患者数は「63.63」、大阪市西部では「53.80」、堺市では「53.28」と、警報レベルを大きく上回っていることが分かりました。
大阪府は、年末年始にかけて一般の医療機関が休診になることを踏まえ、感染予防のため、手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染対策の徹底を呼び掛けています。