犯罪捜査や行方不明者の捜索などで活躍する「警察犬」。
京都府警では、民間で訓練を受けた「嘱託警察犬」を決める審査会が開かれました。
■嘱託警察犬を決める審査会 参加は44頭
警察学校にやってくる「犬」たち。
11月12日に開かれた、京都府警の「嘱託警察犬審査会」には、民間で訓練を受けた44頭が参加しました。
試験に合格すると4月から1年間、犯罪捜査や行方不明者の捜索などに協力します。
■足跡に残る人のにおいで歩いたルートをたどる…足跡追及
元気いっぱいのこちらは、今回、初挑戦のシーザーくん1歳。
試験では、足跡に残る人のにおいを頼りに、歩いたルートなどを突き止めなければなりません。
さあ、においを嗅いで、足跡追及スタート。
出だしはスイスイと足跡を辿るシーザーくん。
次は急角度で左に曲がる難関ですが…シーザーくん迷ってしまいました。
少しロスはありましたが、最後は無事、追跡完了です。
■臭気選別に2年連続合格のエリートが挑戦
続いてのチャレンジャーはフェリアちゃん4歳。2年連続合格しているエリートです。
現場に残された遺留品が、犯人のものかどうかを判断する必要があるため、試験では5枚の布をセットし、犬が嗅いだ布と、同じにおいの布をピックアップできるかを審査。
正解は画面右端の布です。
よ~くにおいを嗅いで、いざスタート。
さあ、フェリアちゃん見つけられるか。あっと早い、見事正解!さすがです。
【京洛警察犬訓練所 黒田明所長】「練習通りというか、一生懸命やってくれていたので良かったです。社会貢献できたらいいかなと思いますね」
結果は、来年2月ごろに発表されるということです。
(関西テレビ「newsランナー」2024年11月12日放送)