京都府警は、妊娠した警察官向けに「マタニティ制服」の運用を始めました。
近畿2府4県の警察では初の導入となります。
京都府警が5日から導入したのは、妊娠中の女性警察官がレンタルすることができる「マタニティ制服」です。 ズボンの腹部には伸縮性のあるゴム素材を採用。
■ズボンの腹部には伸縮性のあるゴム素材
上着も余裕を持って着ることができる制服は、スーツ型とワンピース型の合計4種類(夏用・冬用)が用意されました。
京都府警によると、これまで妊娠時は私服の着用が認められていましたが、警察署の窓口対応など特に府民と接する業務において「制服で勤務したい」という声があったということです。
「マタニティ制服」は既に警視庁などで導入されていて、警察組織としては京都府警が15番目の導入になります。 京都府警装備課・木村英明警部は、「女性が活躍できる環境整備に努めたい」と話しています。