ロサンゼルスの日系タウンでリトル・トーキョーに次ぐ大きさの“リトル・オーサカ”と呼ばれるソーテルの町を調査しました。
今、人気の日本のお店は?そして、お値段は?
関西テレビ・ロサンゼルス支局水本翔特派員がリポートします。
■LAのリトル大阪で人気の日本のお店、価格を調査
今回やってきたのは、ソーテルというロサンゼルスの街です。
リトル東京に並ぶ2番目に大きな日系人街となっていて、リトル大阪とも呼ばれています。
今回はどんな日本のお店が人気があるのか、そして気になるロサンゼルス価格などを徹底調査します。
人気があるのはもちろんラーメン。
【ラーメンを食べる人】「おいしいよ。なめらかなスープ。私の好みにピッタリ合うように調理されたお肉」
【ラーメンを食べる人】「ラーメン大好きだよ。これは15ドルから20ドルぐらいで、LAのラーメンの平均価格だよ」
ラーメンは1杯およそ2150円から2900円でした。
そしてこちらには“丸亀製麺”もあります。
【うどんを食べる3人組】「最高」
【うどんを食べる3人組】「かなりおいしい」
【うどんを食べる3人組】「本当においしいよ!驚いた」
うどんと一緒にアイス抹茶を飲む人もいました。
■LAで外食をするときの目安は日本の2~4倍
【水本特派員】「こちらが日本式の焼肉屋さん、そしてラーメン屋さん、広島のお好み焼き屋さんもあります」
ロサンゼルスで外食をする場合の目安は、洋食、和食を問わず日本で支払う2倍から4倍ぐらいの金額になります。
急速なインフレで、大規模ファストフード店の最低賃金が20ドル(およそ2900円)になるなど、材料費、人件費ともに高騰。日本円で考えると、為替も影響します。
■日本でおなじみの“ココイチ”で比較
【水本特派員】「ここも皆さんおなじみだと思います。ココイチです。ココイチがLAにもあるんです。日本のカレーはアメリカでもとても人気で、もちろん店内にはお客さんもいます」
私たちが注文したのは野菜カレーとポークカツカレー。
【水本特派員】「めちゃくちゃ懐かしい味。まさに日本の味そのままです。おいしい」
日本の味そのままに、日本食が食べられるのは最高です。
日本では税込み918円で食べられる野菜カレーは、20%のチップと税金を入れるとおおよそ16ドル。日本円でおよそ2300円です。
そして日本では998円のポークカツカレーは、チップと税金を入れると、19.5ドル。日本円でおよそ2800円でした。
日本と比べるととても高いですが、今のロサンゼルスでは決して高い料金ではありません。
■日本の文化もLAの人に愛されている
【水本特派員】「こちらには“くら寿司”があります。そしてこちらには“ガシャポン”のお店まであるんです」
トイカプセルのお店は、最近ロサンゼルスで人気があり、増えてきています。
アニメや小さなおもちゃなどが所せましと並び、価格は1つ4ドルから10ドル。日本円でおよそ600円から1400円です。
【女性】「これは小さなシロクマよ」
【女の子】「たまごっちとスパイファミリー」
日本の文化はロサンゼルスの人たちに、とても愛されていることが分かりました。