京都で相次いでいる九条ねぎの窃盗事件。
京都府警が200キロ余りの九条ねぎを盗んだ疑いで逮捕したのは、同業者の男です。
■「九条ねぎ」生産する同業者が窃盗か
土の汚れでしょうか。茶色く変色し、使いこまれた様子の手袋。そして、何本もの鎌。男はこれらを使い、犯行に及んだとみられます。
【記者リポート】「男が盗んだ現場には、九条ねぎの根本のみが残されています」
京都市伏見区に住む山本英雄容疑者(27)は、8月30日から9月1日にかけて、久御山町の畑から九条ねぎ、およそ216キロを盗み取った疑いが持たれています。
警察によると、盗んだ九条ねぎの時価は、およそ19万円だということです。
山本容疑者は「九条ねぎ」を生産する同業者で、車からは犯行に使った疑いのある道具やかごなどが見つかっています。
周辺の畑ではことし6月以降、同様の犯行が8件相次いでいます。
全ての事件を合わせると、なんと3トン以上の九条ねぎが盗まれたことに。
警察は山本容疑者がこれらの事件にも関与した疑いがあるとみて、捜査しています。
山本容疑者は警察の調べに対し、「ネギを盗んだことに間違いない」と容疑を認めています。
(関西テレビ「newsランナー」2024年9月12日放送)