【2028ロス五輪】堀米雄斗選手も拠点にするスケボーの聖地LA。オリンピックに向けて盛り上がる一方で市が抱える大会開催の課題は?? 2024年08月28日
次のオリンピックはロサンゼルスです。
ロサンゼルスではスポーツが日常のすぐ近くにあり、早くもオリンピックに向けて盛り上がりを見せています。
一方で、市が抱える課題も見えてきました。
関西テレビLA支局水本翔特派員がリポートします。
■“スケートボードの聖地”が2028年のオリンピックの舞台
パリ五輪が閉幕し、4年後の舞台は、アメリカ西海岸のロサンゼルス。
1984年以来、3度目の開催となります。
2大会連続の金メダル獲得となった堀米雄斗選手が拠点にしているなど、スケートボードの聖地とも呼ばれています。
【街の男の子】「LA五輪はスケボーとか、いろいろな競技が見たいよ」
(Q.堀米選手は知っていますか?)
【街の男の子】「堀米選手は金メダルだったでしょ。彼はすごいよ」
【街の男の子】「彼のユウトルネードね」
【街の女性】「LA五輪を見るのは楽しみです。私は体操やバスケ・バレーそれとスケボーが好きです」
1年を通して過ごしやすい気温で、雨も少なくビーチ沿いでは多くの人がサーフィンを楽しんでいます。
街中には、自由に使えるバスケットボールコートがいくつもあるなど、さまざまなスポーツがカルチャーやファッションとして根付き、スポーツ熱が高い地域です。
■「慢性的な渋滞」、「薬物」、「犯罪」など市の抱える問題
一方で大会の課題は、鉄道があまり発達しておらず、道路は慢性的に渋滞。
ロサンゼルス市長は大会期間中「NO CAR」を掲げ、リモートワークを企業に依頼するほか、3000台以上のバスを集めて会場に人を運ぼうとしています。
また、治安対策として当局は、少なくとも4万5000人以上いる路上生活者が、薬物など犯罪と密接な環境にあるとして、生活拠点の整備を推進し、オリンピックを機会に「環境と交通の永続的な改善」を目指すとしています。
果たして、4年後にはどんなオリンピックとパラリンピックを見ることができるのでしょうか。