【番組アンケート(ライン/回答217人)】 Q:コメの品薄、感じていますか?
・はい 91.2パーセント ・いいえ 8.8パーセント
日本人も外国の方も大好きなお米。品薄状態、価格高騰… 「令和のコメ騒動」はいつまで続くのか、専門家に伺いました。
【市場アナリスト インテージ・木地利光さん】「新米の流通が安定してくる9月頃には、品薄は落ち着いてくるのではないか」
消費者にとっても、売り手の方たちにとっても困った状態になっていますね。
【大阪大学大学院 安田洋祐教授】「我々も品薄状態を報道していますから、そこで不安に感じて、いつもよりも余分に、個々の家庭の追加的な需要が、どんどん品薄を加速させていく面はあると思います。コロナ禍のトイレットペーパー不足と似ている所もありますね。秋になって新米が出てきて、ある程度、(スーパーの)棚にお米が戻りましたということを報道しはじめると、駆け込み需要的なものが減ってくるので、元の状況に戻るのかなと思います」
視聴者からの質問に対する専門家の見解は…
【番組アンケート(ライン/回答217人)】 Q:価格の高騰はどうなるの?
【市場アナリスト インテージ・木地利光さん】「 例年と比較して高値が続く可能性も。日本酒や米菓などのコメ製品の値上げもあり得る」
Q:平成のコメ騒動のときみたいに“タイ米”などを食べることになる?
【市場アナリスト インテージ・木地利光さん】 「以前より影響は限定的。“パニック買い”などをしなければ、輸入品に頼る必要はない」
平成のコメ騒動は深刻でしたからね…
【大阪大学大学院 安田洋祐教授】「今回は、お米以外の炭水化物、主食にあたるものが、そもそも輸入にかなり頼っているので、円安で値上がりしていたんですよね。なので相対的にお米の需要が高くなっていた。そのお米が品薄状態になっているので、平成の米騒動の時と比べると、コメ以外の麺とかパンとかそちらも高く、家計はしばらく耐えなければいけないかもしれませんね」
あとは、“パニック買い”などをしなければと専門家の方も仰っていますが
【関西テレビ 神崎博報道デスク】「やはり気持ちがね。我々も店で見かけたら、『お米がある。本当は1袋しかいらないけれど、(念のため)2袋買っておこうか』となってしまいますが、それを皆さんがすると、どんどん品薄が加速するので、必要な分だけ買って欲しいなと思います」