お好み焼きのオリジナルレシピを競う『TEKO‐1グランプリ』が開催され、熱い闘いが繰り広げられました。
優勝すると新メニューに採用され、最大3000万円を超えるお金が手に入るかもしれない夢のある大会です。
■14年ぶりに開催 優勝すると賞金100万円と新メニューの印税収入をGET
【竹上萌奈キャスター】「まもなく『TEKO‐1グランプリReturns!』始まろうとしています。会場の緊張感が非常に高まっています」
お好み焼きチェーン「ゆかり」による『TEKO‐1グランプリ』が、5月22日、14年ぶりに開催されました。応募があった1231点から最終審査に残った5人が、オリジナルレシピの商品化を目指します。
事前選考を勝ち上がったファイナリスト5人。いよいよ決勝です。
【ファイナリスト】「たくさん試食して、ちょっと肥えてしまったんですけども、きょうは頑張りたい」
【ファイナリスト】「日本一のお好み焼きを作ります!」
優勝者は、まず契約金100万円がもらえ、さらに、優勝したレシピが「ゆかり」全店で新メニューとして販売されます。実は、その売り上げの5%が印税として、5年にわたり毎月受け取れるのです。人気メニューになれば、年間600万円ほどの印税が見込めるため、5年間で3000万円超えも夢ではありません。
前回は、大阪の主婦が考案した、豆板醤で味付けしたミソが特徴の「それがミソやねん」が優勝。ネーミングも優勝の決め手でした。
■「味、見た目、ネーミング」など総合的に審査
いよいよ、決勝スタートです。店内に「ジュー」という音が響き始めます。
【竹上萌奈キャスター】「味付けられた豚肉が美味しそうに焼けていますね。ガーリックのいいにおいが漂ってきています」
焼き方に差が出ないよう、調理は、ゆかりのスタッフが行います。
【竹上萌奈キャスター】「天かすが乗りました。最後、この天かすがサクッと仕上がるようにと、(考案者から)指示がありました」
会場には特別審査員として、兵庫県伊丹市出身の俳優・南野陽子さんの姿がありました。
【南野陽子さん】「ネーミングもおもしろい!このまま食べても、絶対おいしい感じですよね」
【竹上キャスター】「お好み焼きのポイントである、シラスをふんだんに乗せていきます」
「1番、完成しました!」
続々とお好み焼きが焼きあがり、審査員たちが試食。新メニューになるだけあって、味、見た目、ネーミングと厳正に審査されます。
優勝を手にするのは果たして…
【南野陽子さん】「それでは発表いたします、グランドチャンピオンは…『なにわ背徳やき』浅野眞由美さんです!おめでとうございます!」
優勝したのは、大阪市の会社員の浅野眞由美さんの「なにわ背徳やき」です。
豚の角煮、クリームチーズ、もちが入った生地に、薄切りの豚バラ肉、天かすをたっぷりトッピング。摂取カロリー度外視!”背徳感がある”お好み焼きです。
【竹上萌奈キャスター】「いただきまーす。んー、美味しい!まず豚の角煮のうまみがダイレクトにガツンときて、テコも止まらぬ一品です」
優勝した浅野さん、その場でゆかりと印税契約を結びました。
(Q.「なにわ背徳やき」を作った理由は?)
【優勝した浅野眞由美さん】「ヘルシー志向でいこうって、最初はスタートしたんですけど、やっぱりソースに合うのは、ヘルシーじゃないっていう結論に」
気になる賞金の使い道はー?
【優勝した浅野眞由美さん】「野球好きなので、大谷選手を応援に行きたいかな」
【ゆかり 山下真明代表取締役】「いくつも食感が、食べる箇所によって違ってくるっていうのがおもしろくて、味もマッチング性も高くて、バランスも見ばえも良かったというのが大きかったですね。(Q.爆売れしそう?)そう思います」
優勝した「なにわ背徳やき」は、7月から、ゆかり全店で販売されます。
(関西テレビ「newsランナー」2024年5月22日放送)