大阪市旭区の無人販売所で、窃盗の被害が相次いでいます。犯行の一部始終を防犯カメラがとらえていました。
午前5時半ごろ、首に白いカバンをぶら下げた人物。店に入るとあたりを物色し、冷凍庫を明けて、躊躇なく商品をカバンの中に入れます。
その後も繰り返し商品を詰め、カバンはパンパンに。そして会計へ。財布から何枚かお札を出し、全部入れるのかと思いきや…1000円だけ支払い店を出ました。
4月28日、大阪市旭区で肉などを販売する無人販売所で撮られた防犯カメラの映像です。
店のオーナーによると、冷凍肉やクッキーなど合わせて1万4000円以上の商品を盗んでいったといいます。
さらに17日には、別の人物が2回に分けて来店し、肉4000円分のほかトイレットペーパーや、なぜか店のモップも持ち去りました。
【店のオーナー】「一生懸命、店も運営しているので、すごい悲しい気分になりますね。本当にやめていただきたいですね」
きわめて大胆な犯行ですが、店の中は…。
【記者リポート】「防犯カメラが複数設置されていて、店の中に死角はありません」
【店のオーナー】「見つからないと思ってるかもしれないですけど、かなり鮮明に顔まで映ってるので、出入りも分かるようになっているので、どちらに逃げたっていうのも、全て分かっていますので」
店は被害届を提出していて、警察は窃盗事件として捜査を進めています。
(関西テレビ「newsランナー」2024年5月1日放送)