京都府亀岡市では、地域一丸となって、自転車に乗る際のヘルメット着用を推進する「かめヘル運動」がスタートしました。
2月20日、亀岡警察署や亀岡市、商工会議所、観光協会のトップが一堂に会し、自転車乗車用ヘルメットの着用促進に向け協定を締結しました。
2023年4月から自転車に乗る時にはヘルメットの着用が努力義務化されましたが、京都府内では、着用率が約10%で、亀岡市でも約8%に留まっています。(2024年1月時点) 警察によると、自転車の交通事故で亡くなった人の約6割は、頭部に致命傷がありました。また、ヘルメットを着用していた人に比べて、未着用の人は致死率が約2倍高くなっています。
“命を守る”ヘルメットの着用率を上げるために-「かめへる運動」は亀岡市民にとって身近な「カメ」で機運を高める狙いです。
<促進のカギ その1>
ご当地キャラクター「明智かめまる」をPR大使に! 着用を積極的に呼びかけるのは、亀岡市の観光マスコットキャラクター「明智かめまる」です。かめまるの頭が、ヘルメットに見えることから、期待を込めてPR大使に任命しました。
<促進のカギ その2>
地元の学生が製作 ユニークな「かめまるヘルメット」 この日、亀岡市のこども園の園児たちが、PRの応援にかけつけました。こどもたちが身に着けているヘルメットをよく見てみると…亀の甲羅にそっくり。亀岡市の高校生たちがこの日に合わせて制作した「かめまるヘルメット」です。
この「かめまるヘルメット」は今後、市内のレンタサイクルなどで貸し出される予定だということです。
(関西テレビ 2024年2月21日)