あす2月3日は節分。今年お買い得なのは「海鮮」の恵方巻だそうです。そのトレンドを取材しました。
■アワビや大トロ…豪華な恵方巻のほかハーフサイズも
大阪の百貨店では、あす3日の節分に向けて「恵方巻商戦」が始まっています。
中でも、大丸心斎橋店ではこんな恵方巻が…。
【記者リポート】「今年の干支にちなんで、龍をイメージした恵方巻が販売されています」
龍をイメージした1本1万円(!)の恵方巻には、アワビ、ウニ、ホタテ、そしてキャビアもトッピング。何とも豪華な仕上がりで、運気上昇しそうです。
さらに、魚屋さんが作る恵方巻には大トロがずらりと乗っています。
帝国データバンクによると、昨シーズンと比べて今年は海鮮の恵方巻などで価格を据え置くものが多く“お買い得感”が増しているということです。
しかし値上げの波には抗えず、今年69社の恵方巻の平均価格は948円と、2023年より40円ほど高くなっています。
そんな中、近年はお手軽なハーフサイズのラインナップも充実しています。
【魚組 大丸心斎橋店 村上高雅副店長】「1本2500円の商品でも、半分なら買っていただける。半分(ずつの異なる恵方巻)を組み合わせるとか、そういう商品を多数取りそろえました」
恵方巻といえば、一時は大量廃棄の問題も指摘されていましたが、最近は「予約販売」が増えてきています。
今年は5年ぶりとなる週末の節分。皆さんも東北東を向いて、願いを込めながら召し上がってください。
(関西テレビ「newsランナー」 2024年2月2日放送)