阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼する光の祭典「神戸ルミナリエ」。新型コロナの影響で3年連続中止となっていましたが、4年ぶりに開催。1月19日から始まりました。名物の光の回廊「ガレリア」が大きな輝きを放っています。
「ルミナリエ」が始まったのは1995年12月。神戸の街を襲った阪神淡路大震災の犠牲者に対する鎮魂の意と、復興への希望を込めて開かれました。 今年はその思いをより尊重するため、開催期間を例年の12月から震災があった1月に変更しました。
また、今年は混雑緩和のため、開催場所をメリケンパークなどの3カ所に分けたほか、近年続いていた財政難を解消するため、一部有料観覧のエリアを設けています。去年までの3年間は新型コロナウイルスの影響で中止となっていましたが、4年ぶりに神戸の街を照らしました。
【観覧客】「とにかくびっくりで感動して、来られて良かったです」
【観覧客】「久しぶりに見たからきれいだった」
【観覧客】「コロナでルミナリエが開催できてなかったので、震災復興の思いを後に引き継いでいくっていう意味でも、開催できたことがとてもうれしかった」
【観覧客】「(震災から)かなり年月もたつんで、みんな忘れてることもあるんで、これをきっかけに思い出すのも大切」
2024年の「神戸ルミナリエ」は1月28日まで開催されます。
(関西テレビ「newsランナー」 2024年1月19日放送)