「近畿の水がめ」琵琶湖で水位の低下がとまりません。船が浅瀬で故障するなど支障も出てきています。
滋賀県によると、6日のの琵琶湖の水位はマイナス70センチ。11月22日にこのニュースについてお伝えしたときには、水位がマイナス62センチだったため、2週間で8センチ低下しました。
1センチの低下につき、およそ68億リットルの水が減る計算だということで、滋賀県が行った調査ではこんな影響が…
【滋賀県 三日月大造知事】 「水深が浅くなって船舶の航行障害がある瀬田川等の一部の漁場が縮小してしまったり、舳先やプロペラの破損が生じている」
三日月知事は、マイナス75センチで対策本部を立ち上げ、マイナス90センチで取水制限などを検討する方針を示していて、「状況を注視していきたい」としています。
(関西テレビ「newsランナー」 2023年12月6日放送)