11月30日で開催まで500日となった、2025年の大阪・関西万博についてのニュースです。
万博を盛り上げようと11月30日から大阪・中之島の阪神高速の橋脚が公式キャラクターの「ミャクミャク」にちなんだ「赤・白・青」が脈を打つように変化するようにライトアップされています。
■きょうから前売りチケット販売開始
開催への機運を高めるライトアップも行われている万博ですが、11月30日から前売り券の販売も始まりました。新たに800億円あまりの国の負担も明らかになるなど費用の問題も指摘される中、チケットは売れるのでしょうか? 開催まで500日となった大阪・関西万博の前売りチケットの販売が開始されました。 前売り券は、公式販売サイトや旅行代理店で販売されます。 チケットにはいくつか種類がありますが、主な3種類を紹介します。
・「開幕券」は2025年4月13日、開幕日から4月26日まで入場できます。18歳以上は4000円、12歳以上は2200円4歳以上は1000円という値段になっています。
・「前期券」は開幕日から7月18日まで入場できます。開幕券と比べると値段は上がります。
・「超早割一日券」は来年10月6日までに購入すると、会期中はいつでも1回限り、入場できます。
ちなみに開幕後に1日券を購入すると、18歳以上だと7500円ということです。会場への入場は希望日の半年前から予約が可能となっています。
■万博成功のカギは入場料
愛知万博の事務総長を務めた中村さんは、大阪・関西万博を成功させるのは「万博が何を訴えたいのか建設途中から示すこと」が大事だと言います。 愛知万博では、開幕の約1年前にマンモスの冷凍標本など少しずつ「目玉」が出てきて、盛り上がる機運が生まれ始め、入場者の増加につながったということです。 谷元キャスターは愛知県が地元ということで10歳の時に遠足や家族で訪れました。当時は最初、みんなが様子見だったということですが、自分が行こうとしたときには人気が出過ぎて、マンモスの冷凍標本は見ることができなかったそうです。 万博の目玉を早く示すべきだということですが、今回の万博は何が目玉なのか伝わっていないということがあるかもしれませんね。
【関西テレビ 神崎報道デスク】
「パビリオンの中身については具体的に情報が出てきていないので、順番に出てきて、愛知万博のマンモスであったり、70年万博の月の石みたいなものが出てきたら、さらに気運が高まると思います」
目玉として何が出てくるのかを期待して、気運醸成につながっていけたらなと思います。
(関西テレビ「newsランナー」 2023年11月30日放送)