「スポーツの日」である10月9日に、奈良県では、赤ちゃんから大人まで全速力でかけ抜けるイベントが行われました。
奈良県御杖村で、“雑巾がけ”の速さを競う大会が開かれました。戦いの場は、101メートルの長い廊下です。
廃校となった小学校の校舎を舞台に、子どもから大人まで約180人が、廊下を全力ダッシュします。
最年少は、0歳の赤ちゃんたち。5メートルの廊下を“はいはい”していきます。
実は、雑巾がけには、世界記録が存在。そのタイムは16秒68です。この日のために練習を重ねてきた実力者たちは、ゴール直前まで勢いが落ちません。
いかに過酷なのか、学生時代、人力車を引いていた中橋記者が挑戦してみると… 足腰に自信のあった中橋記者ですが、ヘトヘトになりながらゴールしました。
記録は1分30秒63と惨敗でした。
【記者リポート】
「足に力が入らない…自慢の足腰ですか?通用しなかったです」
今回の大会で世界記録は更新されませんでしたが、世代を超えた挑戦に会場は歓声に包まれていました。
(関西テレビ「newsランナー」 2023年10月9日放送)