まだまだ厳しい暑さが続いていますが、京都では一風変わった”ひんやり”できる電車が4年ぶりに帰ってきました。
お盆期間も多くの人でにぎわう京都・嵐山。日が暮れた頃に現れた路面電車の中では…
「イヤイヤ」
「こわいこわい」
楽しいはずの夏休みに恐怖におののく子どもたち…いったい、何があったのでしょうか?
■動くお化け屋敷「妖怪電車」
【報告・越後みなみ】
「嵐山と四条大宮を結ぶ『嵐電』。妖怪と一緒に旅ができるんです」
京福電鉄の路面電車「嵐電」が、お盆期間限定で「妖怪電車」という動くお化け屋敷に大変身。2007年から始まった夏の恒例行事ですが、新型コロナの影響で中止を余儀なくされ、今年、4年ぶりに復活しました。
たくさんの妖怪が徘徊し、薄暗く不気味な車内で約20分の恐怖体験ができます。もちろん妖怪に化けた乗客も大歓迎。厳しい暑さが続く中、”ひんやり”体験ができるとチケットが完売する回もあるほど人気を集めています。
【妖怪電車に乗った子ども】
「ようかいさんこわかった!おねえちゃん(私)泣いちゃったの」
「怖かったけど(妖怪)優しかった。(自分も妖怪の仮装をしていて)仲間おったで」
「嵐電妖怪電車」は15日までの運行予定でしたが、残念ながら15日は台風の影響で運休になり、14日が最終日となりました。妖怪たちはまた来年も嵐電をさまよい、肝を冷やしてくれるかもしれません。
(関西テレビ「newsランナー」8月14日放送)