大阪・ミナミに“新しい街” 「なんばパークス サウス」がオープンし、発表会見が28日開かれました。
かつて、大阪球場だった跡地を再開発してできた「なんばパークス」のさらに南に誕生するこの新エリアは、オフィスビルやホテルなど３つの建物で構成されています。
【南海電気鉄道まち共想本部 開発部 福島靖之部長】
「どうしても道頓堀を中心にインバウンドの方が来られていますが、ミナミの街の楽しみっていうのはいろんな街を回遊してもらう楽しみがあると思いますので。私たちの思いとしてはなんばパークスからさらに南に街を広げていきたいと」
例えば、エリア内には国内5店舗目となる「くら寿司」のグローバル旗艦店がオープン。 ネオンに輝く店内で日本が誇る食文化、「SUSHI」をわくわくしながら味わってもらえる空間となっています。
そして、「なんばパークスサウス」肝入りとなる、日本初進出のホテルが「センタラグランドホテル大阪」です。 なんばパークスの２階デッキと直結していて、地上33階建て、客室数が515ある大型のホテルです。
広いロビーには和や日本庭園をイメージした空間がありますが…
実はこちらの大型ホテル…タイを代表するホテルチェーン「センタラホテルズ＆リゾーツ」が手掛けているんです。
「センタラホテルズ＆リゾーツ」はアジア、中東などに数多くのホテルを展開しています。 あらためてホテル内をチェックしてみると、和風のデザインやタイの文化をイメージした内装が調和しています。
そして、エレベーターホールの照明は、世界的にも知られていますが、空一面ランタンの光で埋め尽くされる幻想的な仏教のお祭り「コムローイ祭り」の「ランタン」がイメージされています。
他にも、タイの気分が味わえるサービスがいろいろあって、その一つが三輪自動車「トゥクトゥク」での送迎サービスです。 駅からホテルまでの移動をトゥクトゥクで送迎してくれます。
また、タイといえば高級スパもありますが、日本初出店となる高級スパも入っています。
レストランではもちろん「トムヤムクン」などの本場のタイ料理も味わえます。
メインのターゲットはインバウンドの外国人だそうですが、大阪観光しつつ異国気分も味わえるので、私たち日本人にも楽しめそうです。
ホテルのオープンは7月1日です。大阪・ミナミのなんば周辺が今後、より一層にぎやかになりそうです。
（関西テレビ「newsランナー」2023年6月28日放送）
「（普段は）“仏”の審査委員長のはずなのに」
