桜の物語をお伝えする「関西桜ストーリー」です。今回は、京都の「虹の湖」で3年ぶりに開かれているさくら祭りです。
■3年ぶりに開催「さくら祭り」
鳥のさえずり京都の山あいにある大野ダム公園。水面を取り囲むようにおよそ1000本の桜が咲き乱れます。
季節ごとに色とりどりの自然を楽しめることから「虹の湖」とも呼ばれています。ダムが完成したのは、1961年。
町のシンボルにしようと、地元の人たちの手で桜が植えられました。
それから40年、毎年春には「さくら祭り」が開かれにぎわっていましたが、ここ2年は新型コロナの影響で中止に…
【美山町大野振興会スタッフ】
「やり方を忘れたな」
ことしは、待ち望んでいたお祭りが帰ってきました。
【美山町大野振興会・山名英夫会長】
「それぞれが苦労して作り上げてきた地域の財産だと思っています。スタッフのみんなと力を合わせて大いに楽しんで、この笑顔を来られた皆さんに見ていただく」
当日3年ぶりのさくら祭り。売店には地元の特産品も並びます。
【訪れた人】
「小学生のころ、(大野ダムに)見学に来た。きょうはもう最高の満開ぴったりの時に来ましたついてますね」
【訪れた人】
「やっぱり春っていうと桜をみんな待ち焦がれるのかな。大勢の人が集まるということはいろんな地域、外国の人もおりはるしそういう人たちとのふれあいというのも楽しみの一つですね」
3年ぶりに笑顔が咲きました。
(関西テレビ「newsランナー」4月6日放送)