■専門家会議「新幹線では外してOK」だが「通勤ラッシュの電車では着用推奨」
政府はマスク着用について、「原則、個人の判断に委ねる」方向で調整しています。緩和されるのは3月13日からということですが、引き続きマスク着用を推奨する場面も、10日の専門家会議で示されました。
・新幹線や高速バスでは外すことを容認
・通勤ラッシュなどの混雑したバス
・電車内では着用を推奨 ・病院・高齢者施設に訪問する場合も着用を推奨
以上の方針となる見通しです。
■「外す・外さない」の判断 そもそもマスクの効果を理解することが大事
関西テレビ・神埼報道デスクは、「なんでマスクをするのか。自分を守る効果は多少ありますが、それよりも自分が無症状でウイルスをばらまくことを防ぐ、拡散させない意味合いが強いです。世の中まだウイルスがなくなったわけではないので、万が一に自分が感染したときに、人に広げないためにマスクをしておくものだと理解していれば、外す・外さないを自分で判断できるのかなと思います」と話しました。
■屋内でのマスク着用について調査 「今のままでよい」が「原則不要とすべき」の倍
今、皆さんはマスク着用についてどう思っているのでしょうか? 先月行ったFNNの世論調査で、「屋内でのマスク着用を原則不要とすべきかどうか」聞いたところ、
・「原則不要とすべき」と答えた方が31.9%
・「今のままでよい」と答えた人がおよそ倍の64.4%
となりました。
この数字のまま、現実の世界にあてはめますと、これからもマスクをしている人の方が多くなる。そうすると少数派のマスクを外した人は気まずくなって、もめることがあるかもしれません。
(関西テレビ「報道ランナー」2023年2月10日放送)