どう遊ぶ?どう学ぶ? ハイアットリージェンシーの中にオープンした星野リゾート 「芸術や教育」をテーマにしたアトリエ空間が無限大の楽しさを提供 2022年12月13日
全国で高級ホテルなどを展開する「星野リゾート」が、大阪・南港に新たなホテルをオープンさせます。
元々あったホテル「ハイアットリージェンシー大阪」の中に開業するということですが、どんな仕掛けがあるのでしょうか。
【記者リポート】
「こちらハイアットリージェンシーの最上階。高級感あふれるフロアですが、奥に進むとカラフルな空間が広がっています」
実はこのフロア、「ハイアットリージェンシー大阪」の中に新たに開業する星野リゾート「リゾナーレ大阪」の一部なんです。
「リゾナーレ」は星野リゾートが手がけるホテルブランドの1つで、大自然の中で、家族で体験型のイベントを楽しめるのが特徴です。
都市部に開業する「リゾナーレ大阪」には、大自然の代わりに「芸術や教育」をテーマにした空間「アトリエ」を用意。芸術の専門家「アトリエリスタ」が、子供たちの遊びと学びをサポートします。
アトリエにある粘土や積み木などの使い方は自由。遊び方は無限大です。
楽しい時間を満喫できるのは、子供だけではありません。
アトリエと同じフロアにはハイアットが運営する「クラブラウンジ」があり、子供が遊んでいる間、大人はアフタヌーンティーを楽しむことも。
さらに、客室にもこんな工夫が…
【記者リポート】
「客室の大きな窓。実は、自由にお絵描きすることができるんです!」
「アトリエルーム デラックス(1泊3万6000円~/1室あたり)」の天井にはネットが張り巡らされていて、部屋全体が遊具のようになっています。
このホテルでは、レストランや客室サービスはハイアットが、体験プログラムなどは星野リゾートが行います。
コロナの影響でビジネス利用が減少していたハイアットと、家族層をターゲットにしたリゾナーレが共同運営することで、さらに幅広い層を取り込む狙いです。
【リゾナーレ大阪 福本博隆 総支配人】
「大きな客室数を持っているシティホテルの新たな可能性というか、1つのビジネスモデルになるという期待も持っている」
星野リゾートはインバウンドの本格的な回復や大阪・関西万博を見据えて、関西エリアでの積極的な投資を継続していく方針です。
(関西テレビ「報道ランナー」2022年12月13日放送)