11月5~6日に開催される「HANAZONO EXPO」 最先端のデジタル技術を一足先に記者が体験! 空飛ぶクルマの試乗やVRバンジー、フェンシングを疑似体験できるブースも 2022年11月04日
11月5日から、東大阪市で「HANAZONO EXPO」が開催されます。最先端のデジタル技術に触れられるイベントを、記者が一足早く体験してきました。
3年後に控えた大阪・関西万博を盛り上げるために開かれる「HANAZONO EXPO」。ラグビーの聖地「花園ラグビー場」がある公園を万博会場に見立て、100以上の企業などのブースが並びます。
会場には、万博の目玉となる「空飛ぶクルマ」も用意されていて、実際に乗ることができます。まだ人を乗せての飛行はかないませんが、3年後には実用化を目指している空飛ぶクルマ。関西テレビの沖田菜緒記者が乗ってみました。
【沖田記者】
「前にタブレットがついているんですよ。運転する感じじゃなさそう。タブレットで操作する感じ」
また、体重移動だけで簡単に進路変更ができる電動パーソナルモビリティ「PUFFIN」も登場。慎重派の沖田記者がおそるおそる体験したところ、後ろにひっくり返りそうになるハプニングが…。へっぴり腰になったため、重心が後ろに傾いてしまったようです。
でも、5分足らずで乗れるようになりました。スムーズに曲がるにはもう少し慣れが必要ですが、3年後の万博では、もっと進化した乗り物で会場内を移動しているかもしれません。
続いて体験するのは、仮想の現実が見える「VRゴーグル」を使って、まるで本物のバンジージャンプを体験できるという「VRバンジー」。
【スタッフ】
「東京都庁のビルの屋上バンジー場にワープしましょう」
【沖田記者】
「無理、無理です!」
「VRだし怖くないでしょ」と思って挑んだ沖田記者。高さ243メートルのジャンプ台の先端へ。スタッフの「3、2、1バンジー」のかけ声とともに、絶叫が響き渡ります。
【沖田記者】
「やばいやばいやばい…ほんまにやばいです。ほんまにやばい、ほんまにやばい、ほんまにやばい」
「分かりやすくリポートをしないと」とスタッフに注意を受ける沖田記者。相当の臨場感だったようです。
ラストは「スマートフェンシング」。軟らかい剣と電気が流れるジャケットを使って、フェンシングの疑似体験ができるというものです。
対戦相手は全日本選手権で3位、東京オリンピックでは審判も務めた天利哲也(あまりてつや)さん。
剣の先が当たると点が入り、1分間に3ポイント先取した方が勝ちとなります。いざ、勝負!
なんと、開始9秒で沖田記者が1ポイントを先取しました。まぐれかと思いきや、まさかの2ポイント目もゲットします。
実は沖田記者、大学時代に全国大会で優勝した腕前を持つ経験者で、特技は「鉄壁の防御」。本気モードになった天利さんも、反撃で1ポイントを取り返します。
一進一退の攻防が続き、結果は沖田記者の勝利。仕事を忘れて夢中になったようです。
最新の技術を体験できるイベントは入場無料で、11月5~6日の2日間にわたって開催されます。
(関西テレビ「報道ランナー」2022年11月4日放送)