8月27日に投開票が行われた、日本維新の会の新代表を決める選挙。
これまで共同代表を務めてきた馬場伸幸衆議院議員が、他候補を大きく引き離す8527票を獲得して圧勝しました。
【馬場新代表】
「日本維新の会を自民党と対峙(たいじ)ができる、そういう政党に大きく育てたい」
【松井一郎前代表】
「(馬場新代表は)目立たないところで苦労してきた。そういう積み上げが今回の圧倒的な得票につながった。日本の政治に影響力を持てる、そういう政党に育てていってほしい」
馬場新代表は就任後の挨拶で、吉村副代表を実質ナンバー2の共同代表に指名。
党三役については、変更しない方針を明らかにしました。
さらなる党勢拡大のため、新体制での一致団結が急がれる一方、不安が残る面もあります。
代表選を巡っては、松井前代表や吉村共同代表が馬場代表の支持を表明するなど、党内では“出来レース”“茶番”などと批判する声も…初の代表選にも関わらず、投票率はおよそ55%に留まりました。
さらに、無効となった229票の中には、白票の投票用紙や、松井前代表の名前、立候補を断念した議員の名前が記載されているものも…
新代表を巡り、党内でもさまざまな意見が出るなか、「維新」発祥の地である大阪の人はどう見ているのでしょうか?
【20代女性】
「(Q:馬場新代表を知っていますか?)分かんないです…」
【70代女性】
「馬場さんやろ?あんなん出来レースやんか~。(Q:松井さんが代表だった時は?)なんか好意持てたな。はっきり言うやんか、オブラートに包まへんやん、言葉。あんなんが好きやな。(Q:馬場新代表はそんな感じしない?)せえへんなぁ」
【80代女性】
「若い方より馬場さんぐらいの年の方が視野が広いというか、人生経験抱負だからいいんじゃないかなと思います」
【60代夫婦】
「吉村さんは良いけど…」
「イケメン好きやから。だから今回、『(代表が)吉村さんになれば、もうちょっとすごい人気になったんかな、全国的に』って、みんな思ってるんじゃないですか、大阪の人。これ言ったらあかんのかな、はは」
【30代男性】
「(Q:馬場新代表に期待することは?)今のところだと、与党が一強な感じがあるので。野党として与党にプレッシャーをかけられるような運営をしてもらえたらなとは思ってます」
(関西テレビ「報道ランナー」2022年8月29日放送)