JR西日本が「バーチャル大阪駅」をオープン 停車しないはずの「関空特急はるか」への乗車、大屋根で滑り台体験も! 仮想空間ならではのわくわく体験を提供 2022年08月03日
JR西日本が、三次元の仮想空間=メタバースに「バーチャル大阪駅」を作って公開しました。
果たしてその目的とは?
仮想空間=「メタバース」上に駅や周辺の施設を再現した、その名も「バーチャル大阪駅」。
8月13日から開かれる世界最大のバーチャルイベントに出展し、世界中の人が参加できるということです。
スマートフォンなどから専用サイトにアクセスして、自分の分身=「アバター」を動かしてエリア内を自由に散策できます。
また、ルクア大阪など4店舗が出店していて、気になった商品を購入することもできます。
専用のゴーグルとパソコンを持っていれば、さらに世界は広がります。
ICOCAを使い、本来は大阪駅に停車しない「関空特急はるか」に乗り、別の空間に移動することも。
さらに、仮想空間では大阪駅のシンボル、大屋根に上って滑り台のように滑ることができるんです。
そもそもなぜJR西日本は「バーチャル大阪駅」を作ったのでしょうか。
【JR西日本 長谷川一明社長】
「リアルの大阪駅の値打ちがどれくらい上がるか。(バーチャルでは)どういうニーズがあるか、あるいは今までにない需要が出てくるのか。そういうところを見ていきたい」
JR西日本は、今回の取り組みによる利益は求めておらず、今後、成長が見込まれる仮想空間での事業の可能性を探りたいとしています。
(関西テレビ「報道ランナー」2022年8月3日放送)