大阪府で、ことし大麻取締法違反で摘発された未成年の人数が過去最高となったことを受け、大阪府警は人気ゲームとコラボした啓発ポスターを作るなど対策を強化しています。
JR天王寺駅構内に張り出された、人気ゲーム「大逆転裁判」とコラボしたポスター。大阪府警は9日から府内の中学高校や駅構内など約1200ヵ所に掲示し、大麻乱用の危険性を若者に訴えています。
大阪府警は11月末までに、中学生を含む未成年130人以上を大麻を所持したり、譲り受けたりなどした大麻取締法違反で摘発し、過去最多となっています。
警察によると、少年らは集まって大麻を使用する傾向があるため、グループ全体を捜査して芋づる式に検挙数が増えたということです。
少年らはSNSや仲間うちから「依存性がない」という誤った情報を得て、大麻の使用をはじめ結果やめられなくなっている実態があり、警察は危険性を訴える活動を続けていきたいとしています。