“巣ごもり生活”の広がりですっかり浸透した「オンラインでのやりとり」。
しかし、便利な反面こんなストレスを感じることもありませんか?
【薄田ジュリアキャスター】
「角度も大事だし、立ってもらうことも大事だし。よし!(スマホが倒れて)もう〜!!」
スマートフォンを固定するのって、案外難しいですよね〜。
【薄田キャスター】
「そんな時にピッタリなアイテムが、こちらのスマートフォンクリップです。スマートフォンの角度をこうやって自由自在に変えられる上に、顔をライトアップしてくれるものもついていて、お値段が1,000円!値段も優秀ですね」
去年3月に発売され、約4万台が売れているこの商品。
開発したのは大阪に本社を置く雑貨店です。
【3COINSを運営するパル 広報・矢八有香子さん】
「売り上げはおかげさまで好調で、家電の商品たちが全体の売り上げを押し上げている」
さらに!
【ライソン 商品部・三上紅美子さん】
「こちらが今売れているせんべろメーカーです。1台で居酒屋気分を楽しんでいただける商品となっております」
おでんに焼き鳥、スルメや熱燗も、たった1台で楽しめるアイデア家電。
東大阪の家電メーカーは、この他にも様々な商品を開発し、売り上げが前年の1.4倍になったということです。
【4歳の男の子】
「ガタンゴトンガタンゴトン」
おうち時間を少しでも快適に!今、注目されている関西発の人気家電に迫ります!
300円均一のアクセサリーや生活雑貨などで人気のスリーコインズ。
これまで主なターゲットは女性客でしたが、店内をのぞいてみると、男性客の姿も…
【20代の男性客2人組】
「店頭に気になるものあったんで、(店に)入りやすくなったのかなって思います」
「ここに付いてるリモコンで、シャッターが切れる」
「そうなんですよ」
男性客のお目当ては、三脚にもなるワイヤレスの自撮り棒。
離れた所にいてもリモコンで写真を撮れるもので、価格はなんと1,000円です。
【20代の男性客2人組】
「安いでしょうこれは」
「安いですね」
「そもそも家電ってイメージがなかったんで、スリーコインズに」
手軽で便利な「スリコ家電」女性も男性も熱視線!
スリーコインズで販売されている家電、その名も「スリコ家電」。
価格は300円以上しますが低価格で性能が良いとSNSなどで話題となっています。
なかでも最も売れているのが…
【薄田キャスター】
「おぉ!(音が)良質!かなり」
去年3月に発売されたワイヤレスイヤホン。
マイク機能も搭載され一度充電すると5時間ほど連続で再生することができます。
【薄田キャスター】
「ワイヤレスのイヤホンというと、通常数千円から1万円以上すると思うのですが、これは何と1500円なんですよ」
高い機能性とお手頃な価格が支持され、販売数は45万個を突破しました。さらに・・・
【薄田キャスター】
「軽くて持ち運びできるサイズなんですが、ここを下にスライドさせると、中からこのように蒸気が出てくるんです。これを顔に当てて、あ〜。生き返りますね〜。染み渡る〜」
乾燥が気になるこの季節にピッタリのスチーマーは500円と、財布にも肌にも優しい商品になっています。
【薄田キャスター】
「500円、1000円でも、価格以上の価値のものを提供したらお客様から受け入れられるんじゃないか?ということもありまして、家電の商品たちが全体の売り上げを押し上げているっていうのはあります」
社員はインスタグラムなどSNSで商品の魅力を毎日のように発信し、フォロワーの数は、133万人を超えました。
【30代の女性客】
「もう色んな商品がすごいリアルタイムで見れるし、新しい商品とかもすぐ見てわかるんで、もう欲しいものがあったらすぐ『来よう!』みたいな感じで」
巣ごもり需要の高まりで売れ行きが好調な家電。
日本電機工業会によると、エアコンなどの白物家電の国内出荷額が去年、2兆5300億円を超え、24年ぶりの高水準を記録しました。
家電量販店で売れ筋をたずねてみると・・・
【ビッグカメラなんば店 和田茉隣さん】
「調理家電が売れてます。ご自宅で食事をとる機会が増えたので、特にホームベーカリーやホットクックなど、自動調理家電などがすごく売れております」
【客】
「ホームベーカリー。家でやっぱり朝食とかを充実させたいなと思ってるんで。節約も含めて」
【客】
「新しい炊飯器。使うことがはっきりわかってるものにはやっぱり(お金を)かけてもいいかな〜って」
人気なのは、大手メーカーの家電ばかりではありません。
【大阪市内に住む男性と6歳と4歳の息子】
「は〜い」
大阪市に住むこちらの男性。昨年末、6歳と4歳の息子におうち時間を楽しんでもらおうと、ちょっと変わった家電を購入したといいます。
【6歳の兄】
「(レールをつないで)よっしゃ〜。発進!」
【4歳の弟】
「ガタンゴトン!ガタンゴトン!」
電車のおもちゃがお寿司を運んでくれるその名も「回転寿司トレイン」です。
【父親】
「おいしい?」
【6歳】
「うん」
【父親】
「やっぱりこういう状況なので、なかなか外に食べに行く機会がないので、こういった形で回転寿司のように楽しめたらいいなと思ってます」
このユニークなアイテムを生んだのは、東大阪市に本社を置く家電メーカー「ライソン」です。
おうち時間が充実!便利で楽しい‟ユニーク家電”
【ライソン 山俊介社長】
「もうこれでいこうか。もうこれのほうがきれいにみえる」
ライソンでは、社長と25名の社員がアイデアを出し合い、これまで直径10センチの巨大なたこ焼き器など数々のユニーク家電を開発してきました。
2月15日に発売予定の新商品は、なんと油を使わないで、揚げ物を楽しむことができるといいます。
【薄田キャスター】
「買ってきて時間の経った唐揚げなどのお総菜をこの『揚げ直し名人』の中に入れていきます」
調理方法は、揚げ物をセットして、温度と温める時間を設定するだけでOK。
最高200℃の熱風を高速循環させることで、揚げたてのようなサクサク感が味わえます。
【薄田キャスター】
「うわ!コロモがふつふついってる。香りがね、家で揚げ物した時のあの揚げたての香りがすごい広がっています。いただきます。すごくジューシー。衣サックサク。んん!おいしい」
巣ごもり生活を充実させるユニーク家電。
【ライソン山俊介社長】
「お客様に選択肢を与える意味でも違うものを作った方が、営業もしやすいですいし、考えているほうも楽しいですし、売れたときも嬉しいですし。コロナが落ち着いたらまた生活様式ってガラッと変わるので、それに合わせてまたその時(新商品を)考えようって思っています」