夏が終わり秋に近づくこの季節。スズメバチは繁殖の最盛期を迎え、1年で最も凶暴になります。刺されると強い痛みにおそわれ、2回以上刺されたらアナフィラキシーショックをひき起こし死に至る場合も。
大阪府箕面市に住むご家族は、なんと家の中でスズメバチの脅威にさらされていました。
【奥さま】
「ブンブンブンブン屋根裏で音がしてて、どんどんどんどん屋根裏に入ってたみたいで、それでもうどうしよってなって業者さんに頼んだほうがいいのかなって思って」
一度自分たちで市販のスプレーを使って駆除しようとしましたが、余計にハチが暴れたため業者に巣の撤去を依頼しました。
天井から音がしたこの場所は、長女優里さんのベッドの真上です。
【グローウィンオール蜂とり名人 宮崎社長】
「だいぶ、ごそごそ言うてんな…。500~1000匹くらいはいるんじゃないかなっていう」
駆除作業は働き蜂が巣に戻った後の日没後に開始。
特殊なカメラを使って、中の様子を探ります。
【宮崎社長】
「だいぶ(ハチがカメラに)向かってきてんな、これ」
「そこにおるなハチ、奥まではちょっとみえへんなぁ」
巣の正確な位置を把握するため今度は、天井に小さな穴をあけ、そこにカメラを入れてみると…。
【宮崎社長】
「ハチが警告をだして、敵がでてきたっていうので、どんどんでてくるんですよ。数的にはかなりおるよな、これ」
…とその時。
「うわぁ、やばいやばい、スプレースプレー」
突然、塞いでいた穴からハチが飛び出し現場は大パニックに。
【宮崎社長】
「キイロスズメバチって種類なんですけど。見た目は小さいですけど、攻撃性が非常に強くて、毒もスズメバチの中ではかなり強いほうですね」
ハチが飛び回るのを避けるため、穴から殺虫スプレーを噴射し、屋根裏でスズメバチを死滅させます。
【宮崎社長】
「ではあけていきまーす。うわぁ結構出てきましたね」
屋根裏からは大きなハチの巣が出てきました。
【宮崎社長】
「おそらくこの大きさになるまでに2か月ですかね。これ全部卵ですね、これが幼虫です。これほんと全部ハチになると思うとぞっとしますよね」
撤去された巣は約40cm。実物を見た家族は呆然としていました。
【次女】
「恐ろしいですよね、自分が寝てる上で、大量のハチが。駆除してくださって本当にありがたいです」
【ご主人】
「毎朝おはよう言うてた感じやもんねハチにね」
【グローウィンオール蜂とり名人宮崎社長】
「ハチの巣を見つけられたら、自分で駆除されようとする方がたくさんいらっしゃいます。刺された後では、遅いので、必ずやはり自分で駆除されようとせずに、我々に任せていただけたらなぁと思います」