阪急電鉄が関西空港まで列車を走らせる計画があることをみなさんご存じですか?その具体像が明らかになってきました。
関空の連絡橋を走る”阪急電車”を見られる日がやってくるかもしれません。
現在、大阪市内ではJR大阪駅と南海本線の新今宮駅をつなぐ新路線「なにわ筋線」の2031年の開業に向けて工事が進められています。
阪急電鉄は、この「なにわ筋線」の開業に合わせ新大阪と十三、十三とJR大阪駅をつなぐ2本の連絡線を同じ年に開業させる計画です。 さらに、この連絡線となにわ筋線を利用して新大阪から関西空港までを阪急電車1本でつなぐ新路線を運行させたいということです。
十三駅を経由することで阪急の京都線や神戸線を利用する人にとっては利便性が高まりそうです。 京都の河原町で聞いてみると…
【阪急の利用客】
「最高ですね」
【阪急の利用客 2人組】
「すごい便利やなとは思いましたね。全然乗りたいですね」
【阪急の利用客】
「めっちゃ阪急使うので、なんか助かるなと思って。関空ってなんか本当に遠いイメージがあって、時間短縮されたら嬉しいなと思います」
新路線には“予約なしで早い”電車が利用できるように阪急は急行の乗り入れを検討しているということです。この急行を10分に1本程度走らせる予定で、阪急は移動の選択肢が増えるだけでなく、インバウンド需要を取り込んで京都や神戸に乗り入れる沿線への効果も期待しています。
気になる車両は、なにわ筋線に対応した新型車両を開発するということですが、シンボルカラーの「マルーンカラー」にしたいということです。
(関西テレビ「newsランナー」2023年8月17日放送)