京都府は、新型コロナウイルスに感染し、宿泊療養施設に入っていた60代の基礎疾患がある男性が、5月26日に死亡したと発表しました。
高熱などの症状があった男性は、5月20日から宿泊療養施設に入っていました。
25日の午後10時過ぎに、看護師が体温を連絡するよう電話で促した際、男性は「体温を計って体温計の写真を送る」と返答しましたが、その後連絡は返ってきませんでした。
26日朝から、複数回に渡って電話などで男性に連絡したものの応答がなかったため、看護師が部屋に入って確認したところ、男性は心肺停止の状態で、その後搬送先の病院で死亡が確認されました。
京都府は、一連の経緯に問題がなかったか、検証したいとしています。
宿泊療養施設で感染者が死亡するのは、京都府で初めてです。