【児童】
「おはようございまーす!」
【校長】
「6時間!6時間!元に戻るで!」
大阪市港区の磯路小学校、朝からこども達の姿が学校にありました。
【糸井利則 校長】(児童に向け、朝礼で)
「当たり前の学習ができることは本当にうれしいこと。ありがたいことです。ボチボチいこか。ハッハッハ」
約1ヵ月ぶりに再開された、教室での通常授業。
大阪市立の小中学校では、緊急事態宣言が出た4月26日から、1,2限と5、6限で自宅でのオンライン学習が行われてきました。
しかし、大阪市は、新型コロナに感染した児童の重症化事例がないことなどから24日から通常授業を再開しました。
【糸井校長】
「こども達もオンラインも新しくて楽しいけど、普通の勉強をしたいという子もたくさんいるので、キリのいいとこかな。これ以上続いたら、もっときつかったかなと」
通常授業の再開に、子供達は。
【3・4年生】
「うれしい!(オンライン学習は)途中で止まったりする。Wi-Fiは切れる。学校で普通にやりたい」
【5年生】
「学校にいる時間長くなるから、面倒くさい。早く帰りたいけど、みんなと会いたいけど、みたいな」
手探りで実施されたオンライン学習でしたが、休校時や学校に来られない児童への授業など、今後の可能性に期待できるようになったともいいます。
【糸井校長】
「ランドセルにいつもタブレットが入っているという生活、新しい文房具になっていくでしょうし、それこそ、プログラミングで、休み時間に自分達でゲーム作って、お互いにやりあう子まででてきたから、本当に新しい時代が始まったと思う」