大阪市立総合医療センターが、3次救急の受け入れを事実上停止することが分かりました。
大阪府では、新型コロナの患者をすぐに受け入れることができる重症病床の運用率が、12日時点で92.7%にのぼっています。
大阪市などによると、救命救急を担う大阪市立総合医療センターは新型コロナの重症病床を20床から23床に増やすため、小児救急以外の3次救急の受け入れを事実上停止するということです。
総合医療センターは、小児救急用に5床は確保するほか、重篤な救急患者は受け入れるとしていますが、急ぎでない手術や入院などもすでに延期していて、一般医療に影響が出ています。
また、大阪市立大学医学部附属病院と大阪医療センターでも、すでに3次救急の受け入れを停止しています。