大阪府の吉村知事は、緊急事態宣言が解除された場合の飲食店の時短要請の範囲を、大阪市域に緩和する方向で検討していることを明らかにしました。
【大阪府・吉村洋文知事】
「(時短要請は)都心部を中心に段階的にお願いしていくのが非常に重要だろうと」
「最初は大阪市全域ということを現時点では考えています」
大阪府は23日、兵庫県と京都府と合同で2月末での緊急事態宣言の解除を国に要請しています。
大阪府の吉村知事は、宣言が解除された後の飲食店への時短要請の解除は段階的にすべきとした上で、まずは範囲を「府域全体」から「大阪市内」に緩和し、時間は1時間後延長して午後9時までとする考えを示しました。
期間については「2週間から3週間で検討している」ということです。
今後、国の基本的対処方針の内容も見極めたうえで、今週末にも開かれる府の対策本部会議で正式に決定します。