兵庫県は22日午後に開いた新型コロナ対策本部会議で、緊急事態宣言の「2月末での解除」を要請する方針を決めました。
兵庫県では緊急事態宣言について「1日平均の新規陽性者数78.1人以下」「重症病床使用率50%未満」の2つを7日間連続で満たすことを解除の条件としてきました。
兵庫県によると、新規陽性者数は13日連続で基準を下回っていて、重症病床使用率は6日間基準を下回っていて、22日時点での状況から7日間連続の基準達成が確実となりました。
また入院待ちの自宅待機も翌日までには入院できる状況に改善されたということで、緊急事態宣言の「2月末での解除」を要請する方針を決定しました。
井戸知事は飲食店の時短要請については、宣言の解除後も「午後9時まで」に1時間緩和した上で、当面の間継続する考えを示しました。
また、京都府の決定を待った上で、近く大阪・京都との3知事会談を開くとしています。