兵庫県の井戸知事は7日、新型コロナウイルスの感染状況を受け、緊急事態宣言発令の要請について「検討していかないといけない」として、以下のように述べました。
【兵庫県・井戸敏三知事 7日午後5時40分ごろ】
「関西広域連合で相談したように、緊急事態宣言を国に求めるというのも検討していかないといけない。要請する場合は足並みをそろえて3府県でしていくことが基本になるのではないか」
また、兵庫県では実施されていない飲食店などの営業時間短縮について、
「営業時間の短縮を緊急事態宣言が出る前に、京都や大阪に準じて行うかどうか、これも明日の本部会議で決めさせて頂けたらと思います」と述べました。
緊急事態宣言については、1月5日、関西広域連合の会合で各府県の知事らが協議し、大阪府・兵庫県・京都府において感染者が急増した場合、この3府県から宣言の発令を国に要請する方針を決めています。
大阪府の吉村知事は7日、「緊急事態宣言の発令を要請すべき」と考えを表明し、兵庫県・京都府の両知事にも電話で考えを伝えたということです。
兵庫県は8日、対策本部会議を開き、方針について決定する予定です。