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「死ぬ時くらい注目されたい」容疑者のスマホに検索履歴 北新地クリニック放火殺人 電話帳の連絡先は0件01月14日 18:34

大阪・北新地のクリニックで25人が死亡した放火殺人事件から間もなく1カ月がたちます。死亡した容疑者の男のスマートフォンには「死ぬときくらい注目されたい」などといった検索履歴があったことが分かりました。

去年12月17日、大阪・北新地のクリニックが放火され、25人が死亡した事件。女性1人が現在も意識不明の重体です。

警察は谷本盛雄容疑者(61)を容疑者と特定しましたが、12月30日、谷本容疑者は死亡しました。

警察によると、クリニックの防犯カメラには谷本容疑者がガソリンを撒き、ライターで火を付ける様子などが映っていました。

警察は、谷本容疑者がクリニックに通院していたことから、電子カルテを復元しました。カルテには、谷本容疑者がおよそ5年前から去年まで112回通院し、診察時に「夜眠れない、体がだるい」などと訴えていたことが記録されていたということです。

最後に診察を受けた去年12月3日には、消火栓の扉の前で何かするような姿が防犯カメラに映っていて、事件後、現場から消火栓の扉が開かないようにするため、建築資材が塗られていたことが分かりました。

そして、現場からは谷本容疑者が使用していたスマートフォンが見つかりました。スマートフォンには、「死ぬときくらい注目されたい」、「日本史上最悪の凶悪事件はどんな事件がありますか」などと検索していた履歴があったということです。

スマートフォンの電話帳は0件で、交友関係も確認されておらず、銀行口座の残高もゼロ円だったということです。

またクリニックが入るビルの1階のゴミ箱からは、谷本容疑者の自宅とみられる住宅や、乗ってきた自転車など、あわせて8本の鍵が捨てられていました。

警察は、こうした状況から、孤独で生活に困窮した谷本容疑者が、自暴自棄になり他の人を巻き込み自殺する「拡大自殺」を図った疑いもあるとみています。

警察は今後、容疑者死亡のまま書類送検する方針です。

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