【速報】元検事の女性が会見「被害者は“記号”ではないし、生身の人生があってそれが破壊される」 元大阪地検トップが“性的暴行”の罪に問われた裁判 被害状況・処罰感情・被害の大きさを証言11月06日 21:29
大阪地方検察庁トップの検事正だった北川健太郎被告が部下の女性検事に性的暴行を加えた罪に問われている裁判で行われた被害者尋問。
北川被告本人や多くの傍聴者がいるなかで、被害状況などを証言した元検事のひかりさん(仮名)が、閉廷後会見を開き、北川被告本人もいるなか被害状況、事件後のPTSD発症の状況、処罰感情などを証言しました。
ひかりさんは閉廷後、会見で「一生の破壊、人間の破壊という被害であることを裁判官に知っていただきたい」と思いを語りました。
■「性犯罪がいかに苛酷な被害なのかということを伝えたかった」
【ひかりさんの会見での冒頭発言】
皆様本日もお忙しい中お集まりいただき本当にありがとうございました。私がたくさん話し過ぎたせいで予定から1時間も会見が遅れてしまい申し訳ありません。
(尋問の)感想は、本当に疲れました。
性犯罪がいかに苛酷な被害なのかということを伝えたかったのと、性犯罪を受けた後に声を上げることがいかに辛く、その後の二次加害がつらいものかということと、そういう実態を、書面ではなく、生の声を聞いていただき、裁判官に伝えたかったという思いでした。
本当に、被害者は“記号”ではないし、そこに生身の人生があって、それを全部ぼろくそに壊される。
■「人生の破壊」「検事正がやったことの社会における影響の大きさ」
お金を盗まれたら返してもらったら修復できる被害ではなくて、一生の破壊、人間の破壊という被害であることを裁判官に知っていただきたい。
それが検察トップの検事正がやったことの社会における影響の大きさ。
私に対する被害の大きさも含めて、時間は限られていましたけれども、不規則発言もしてしまいましたけれども、そこは検事の血がたぎって言っちゃいましたけれども、伝えられたのかな。
■傍聴席から聞こえた泣き声「私とともに泣いて戦ってくださってる方々の声だと思って」
私は、何か乖離してて、結局今、何話したのか全然覚えてないんですよ。一切何も覚えてなくて。おそらく緊張感の中、伝えなきゃっていう必死の思いで乖離して話してたんだと思います。
私自身もめちゃくちゃな泣きはわめいてましたけども、傍聴席からすごい泣き声が聞こえてきて、本当に私とともに泣いて戦ってくださってる方々の声だと思って、本当にありがたく思いました。
■「現場の検事が被害者のために戦ってくれた」
検察も、尋問までに、特に現場の検事2人は本当、寝ずに準備をしてくれてました。
検察とは、組織としては私は対立関係にありますけれども、本当に現場の検事が被害者のために戦ってくれていました。
そこは本当感謝していて、さっきも抱き合ってました。現場は頑張っています。