【台風31号解説】「前線に台風の湿った空気が流れ込んで離れた場所で大雨に」“ことし何度かあったパターン”が今回も起きる恐れ あすー5日 関東地方で警報級の大雨のおそれ11月04日 15:46
台風31号は本州に近づかずに通過する見通しですが、あす=5日は台風から離れた関東地方で、警報級の大雨となるおそれがあります。
関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」で片平敦気象予報士が解説しました。
【片平気象予報士】
台風31号は4日正午の時点で日本の南にあり、中心気圧は970hPa、最大風速は35m/s、最大瞬間風速は50m/sです。北へゆっくり進んでいます。
5日の昼ごろに小笠原・父島に最も近づき、父島と八丈島の間の海上を北東へ進む見通しで、父島を直撃することはなさそうです。
■「前線に台風の湿った空気が流れ込んで離れた場所で大雨に」のパターン
関東で大雨となるのは、北側にある前線に台風周辺の湿った空気が流れ込むためです。
ことし何度かあった、前線があって、台風の周りの湿った空気が流れ込んで、離れた場所で大雨になる、というパターンが今回も出てきそうなんです。
関東地方では5日夜のうちに雨が降り出し、夜中に強まる見込みです。
特にあす=6日の午前中にかけて発達した雨雲がかかりやすく、通勤通学の時間帯に雨のピークが重なる地域もありそうです。
5日の未明から午後6時ごろにかけては、土砂災害、低い場所の浸水、小さい川の増水に注意・警戒が必要です。
■茨城県・千葉県・神奈川県・伊豆諸島で警報の可能性
大雨や土砂災害の警報が出る可能性があるのは、茨城県、千葉県、神奈川県、伊豆諸島です。
今年たびたび大雨に見舞われた千葉では、8月も大きな被害がありました。今回もアンダーパスが冠水するような降り方になるおそれがあります。
車で通勤通学する方は特に注意し、お出かけの際は時間に余裕を持ってください。
雨は5日の正午を過ぎると東へ抜ける予想ですが、夕方まで残る可能性もあります。一度雨がやめば、天気は持ち直してくる見込みです。
最新の気象情報を確認し、早めの備えを心がけてください。
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年11月4日放送)