関西のニュース

【解説】「入力すると13年前に『パスワード流出』判明」専門家が勧める「個人で“情報漏えい”チェック」できるサイトも 利用時には注意点 これからの対策は「パスワードを自分で考えないこと」10月29日 16:22

とどまることを知らない、サイバー攻撃による情報漏えい。 その背景にあるとみられるのが、AIの驚異的な発達です。 攻撃に使ったとされる“中国系AIエージェント”の存在も明るみになっています。 これまでの常識が通用しなくなったサイバー攻撃の脅威…。 いま何より不安なのが、「自分の個人情報も漏れているのではないか」という懸念ではないでしょうか。 いますぐできる「チェック方法」を国際ジャーナリストの山田敏弘氏が解説します。 ■個人で情報漏えいを確かめられるウェブサイト

自分の個人情報が漏えいしているかをチェックするための方法として、山田氏は「Have I Been Pwned」というサイトを挙げました。 「Have I Been Pwned」は、情報漏えいを個人でチェックできるウェブサイトです。 山田氏によると、個人のメールアドレスを入力すると、そのアドレスに紐づく氏名や生年月日などの情報が漏れていないかを、無料で簡単に確認できるといいます。 信ぴょう性についても、山田氏は次のように述べています。 【国際ジャーナリスト 山田敏弘氏】「信ぴょう性は間違いなくあります。FBIがデータを提供していて、ちゃんとした組織が公益性をもって、公共の利益のためにやっているサイトです」 ■スタッフが実際に入力すると…

実際に番組スタッフのメールアドレスを入力してみると、画面には緑色で「0」が表示されました。 【国際ジャーナリスト 山田敏弘氏】「これまで漏えいしたデータベースの中には、Eメールアドレスが該当はなかったということです」 このアドレスに関する情報が漏えいした形跡はありませんでした。 一方、もう1つのメールアドレスを入力すると、今度は赤い数字で「3」が出てきました。 【国際ジャーナリスト 山田敏弘氏】「そのEメールアドレスが、過去のケースで3件漏れてるということですね。下の方にいくと、いつ漏れてるか分かると思います」 このサイトでは、いつどこのサーバーからどんな個人情報が漏れたか、そのジャンルまで確認できるといいます。 例えば2013年の流出では、Eメールアドレスやユーザーネームのほか、パスワードまでもが流出し、4つの情報が漏れていました。 【国際ジャーナリスト 山田敏弘氏】「怖いのは、Eメールとパスワードが漏れた場合は、それを使ってるユーザーは『同じ組み合わせ、同じアドレス、同じパスワード』を別のサービスに使ってる可能性が高い。犯罪者がよくやる手口で、他で漏れた組み合わせを、他のサイトに当ててみることで、実際、不正アクセスしてますよね」 ■ 今後の対策はパスワードを“自分で考えない”こと

では、今後どのような対策をとればよいのでしょうか? 山田氏はこのような取り組みをしているということです。 【国際ジャーナリスト 山田敏弘氏】「私は『自分のパスワードを自分で考えて入れて』ということはやっていないです。 パスワードを管理してくれる安全性の高いアプリとかを使いながら、(パスワードを)管理するということをやっている。 将来的には、パスワードを使うということ自体が、『そんな時代あったよね』という時代が来ると思う」 ■ 利用には注意点も

「旬感LIVE とれたてっ!」の青木源太キャスターも、このサイトで自分のメールアドレスを入力してみると、結果は「0」でした。 一方で、登録している企業からは「あなたの個人情報が漏えいしているかも」という連絡が届いているそうです。 全ての日本企業をこのサイトがカバーしているとは限らないため、結果が「0」だったとしても、注意が必要です。 関西テレビの神崎博解説デスクは、利用にあたって、こう呼びかけました。 【関西テレビ 神崎博解説デスク】「このサイトで試される方が多いと思いますが、あくまでも民間のサイトであって、このサイトが持っているデータベースのリストがあって、そこと照合して(情報が)あったかどうかだけを確認しているので、そこは注意が必要です。 これによく似たような詐欺サイトに入力すると(個人情報が)漏れてしまうということもあるかもしれないので、利用される方は気をつけてください」 (関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年10月29日放送)

この記事をシェアする

最新のニュース

関西のニュース一覧