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【速報】「私が性交等に合意することなど私と夫の関係からもありえないことを説明する」女性の陳述書が読み上げられる 部下の女性への性的暴行の罪問われた元大阪地検トップの裁判 法廷では女性のすすり泣く声も10月27日 16:05

大阪地検トップ・検事正だった北川健太郎被告(67)が部下だった元検事のひかりさん(仮名)に性的暴行を加えた罪に問われている裁判。 きょう=10月27日、法廷での審理が約2年ぶりに大阪地裁で再開され、北川被告は「被害者が抵抗できない状態であったことは否認」するなどと無罪を主張しました。 北川被告は約2年前の初公判で、「公訴事実(起訴内容)を認め争うことはしません」と話していましたが、一転して主張を変えた形です。 27日の公判ではひかりさんの陳述書が読み上げられました。 「私が被告人との性交等に合意することなど、私と夫の関係からもありえないことを説明するため」と、「夫との関係性や夫への思いなど」について書かれ、検察官が読み上げました。 ■ひかりさんの陳述書の内容

「私が被告人との性交等に合意することなど、私と夫の関係からもありえないことを説明するため、私と夫が被害前も被害後もお互いを慈しみ合い、支え合い、労わりあい、励まし合う、なくてはならない同志であることについて話します。 夫とは司法試験の勉強中に知り合い、共通点が多かったことや、夫が優しくて話しやすかったことから、友人として親しくなり、交際を始めました。 司法修習時、過去に何度か犯罪被害に遭ったことがあり、怖い思いをした際にまともに捜査をしてくれなかった経験があったことから、私のように泣き寝入りを強いられている犯罪被害者の方がたくさんいるだろうと思いました。私が検事に任官できたら、担当する事件の被害者には全力で寄り添い、犯罪者を厳正に処罰し、被害者の安全や生活を守りたいと思っていました。 検事に任官するのを夫に相談したところ、夫は『誰でも検事の仕事ができるわけじゃない、そんなに検事の仕事がしたいならやったらいい。検事の仕事は唯一無二、他に代えがない仕事。全力でサポートするから』と言ってくれました。 夫はとても優しい人で私のことを全力で支えてくれる人間として、とても大きな人でした。夫が応援してくれるなら検事の仕事も頑張れると思いました。 理不尽な犯罪被害に遭い苦しんでいる被害者に寄り添い、犯罪者を厳正に処罰し、被害者の方々の安全や生活を守れるのはわたししかいないと思って仕事をしていたので、どれだけ過労でしんどくても、精神的には正義感や責任感、成果を得られた時には充実感で満たされていて、身体的な疲れも家族と過ごすことでリラックスできましたので、すぐに回復しました。 夏季休暇には必ず旅行に行き、休みの日には夫と子どもと3人での時間を大切にしていました。結婚記念日には子供を母に預けて2人で食事に出かけ、夫がプレゼントをくれることもよくありました」 ■「夫も死にたいくらい辛いのにわたしを支えてくれています」 「私が検事の仕事を続けるために、2人目の子供をつくることを諦めました。その代わりに、たった1人の大切な我が子に惜しみない愛情とありったけの時間を注ごうと決めました。 子供の成長は私たちにとって生き甲斐であり、子供がいるから仕事を頑張ることができた。子供には困ってる人に寄り添い、悪いことをした人を処罰して、世の中の安全を守るために働く母の姿を感じてほしいと思って仕事をしていました。 子供が私が立件した裁判を傍聴したことがあり、ママかっこいいね、私も検事になりたいと目を輝かせてくれました。 私は夫を愛しています。私にとって、なくてはならないかけがえのない同志です。私は夫がいなければ生きていけません。 私は子供を愛しています。子供は私の命を捧げられる存在です。私はこのように家族に恵まれて幸せに生きてきました。 わたしが男性を選ぶ基準は優しさと賢さと見ための好みと、話が合う同年代であることでした。 夫は特に優しく、賢く、わたしを大事にしてくれて、仕事にも理解があり支えてくれました。2人で協力しあって生きてきました。 夫は優しく懐が深く、自分を犠牲にしてでもわたしと子供を守ろうとしてくれます。 被害に遭った後も変わらずわたしを守り抜こうとしてくれています。夫も死にたいくらい辛いのにわたしを支えてくれています。夫と子どもと生きることができたことにとても感謝しています。これからも家族3人で穏やかに幸せに生きていきたいと思っています」 ■表情変えることなかった北川被告

法廷では陳述書が読み上げられている間、ひかりさんがパーティション越しにすすり泣く声が漏れ聞こえました。 北川被告は手元の書面に目を落とし、表情を変えることはありませんでした。

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