「分からないことはいっぱいある。続けて調べていきたい」 文化勲章授与決定の大阪大学の長田重一特任教授 「アポトーシス(細胞死)」のメカニズム解明 がんや免疫疾患などの治療への活用期待10月23日 14:12
細胞が自ら死ぬメカニズムを解明した大阪大学の長田重一特任教授(77)に今年度の「文化勲章」が授与されることが決まりました。 大阪大学免疫フロンティア研究センターの長田重一特任教授は細胞が自ら死んでいく「アポトーシス」のメカニズムを解明。 さらにアポトーシスシステムが機能しなくなると、自己免疫疾患など種々な病気を引き起こすことなども発見し、一連の研究成果はがんや免疫疾患などの治療に役立つことが期待され、国際的にも高く評価されてきました。 この成果について政府は「医療への応用にも多大な貢献を果たしたものであり、功績は顕著」として文化勲章の授与を決めました。 長田特任教授は受章決定について、「小さな研究グループを持って以来、100人ほどの大学院の学生さん、あるいはスタッフの皆さんと苦楽を共にしてきました。 今回の栄誉は是非、彼らと分かち合いたいと思います」 「今回の受章を励みとしてこれからも日本の生命科学の発展に少しでも貢献していきたいと思います分からないことというのはまだいっぱいありますのでそれは続けて調べていきたいとは思います」と話しています。 大阪大学免疫学フロンティア研究センターで文化勲章を受賞するのは、1998年の岸本忠三さん、2019年の坂口志文さんに続き3人目です。