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簗大臣にまた疑惑か 「電話をする人に報酬」国会で指摘 岩田明子氏「このタイミングで決断しても"時間がかかってしまった印象」と指摘 「辞表を持ってらっしゃいと言わざるを得ない状況」 きょうにも進退判明か10月14日 17:07

簗和生農林水産大臣を巡る問題が次々と明らかになっています。 “道路予算カット”発言に加え、衆議院選挙の際に、「無料シャトルバス」で有権者を送迎していたことが「公職選挙法違反」に当たるのではないかと指摘を受けている問題。 さらにきょう=14日の国会では、「一部週刊誌の報道」として、「選挙の際に電話をする運動員に報酬を支払った買収の疑惑がある」と追及を受けました。 この状況について、関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」で、元NHK政治部で安倍元総理の番記者・岩田明子氏は「もうかばいきれない。『辞表を持ってらっしゃい』ということを言わざるを得ない状況」と指摘しました。 簗大臣と高市総理はきょう(14日)にも面会し、進退について判断する見通しです。 (14日午後3時半現在の取材・情報に基づくニュースです) ■簗大臣に“新疑惑”? 「選挙の際に電話をかける人に報酬」か

問題が相次いで発覚している簗農水大臣。 きょう=14日の衆議院予算委員会で、国民民主党の村岡敏英議員から、一部の週刊誌報道による話として、「買収の疑惑ということで(選挙の際)電話をかける人に(報酬を)払ったという(報道が)出てきたが?」と追及を受けました。 簗大臣は「ご指摘のさまざまな件について真摯に受け止め、説明をしっかり尽くしてまいりたい」と述べました。 これにより「予算カット発言」、「無料シャトルバス」に続き、3つ目の疑惑が浮上したとも言える状況です。 まずこの状況について岩田氏は、「もうかばい切れないという状況になってくると思います」と断言。簗大臣の更迭が現実味を帯びてきたことを示唆しました。 ■岩田氏「『辞表を持ってこい』と言わざるを得ない状況」

簗大臣を「私の知恵袋の簗ちゃん」と評するなど、近い関係だった高市総理は、きのう=13日夜に簗大臣から電話で説明を受けたことを明かしています。 その上で岩田氏は、簗大臣に官邸幹部が「辞表を持ってこい」と言わざるを得ない状況になっていると説明します。 【岩田氏】「きのうの夜、官邸の中でかなり議論があったようです。だいたい、普通は『もうこれもたないな』と政治家が思ったときには自分で辞表を持ってくるものですが、そう思わない大臣もいるわけです。 となると、官邸は総理や官房長官がいわゆる“鈴をつける”という形で説得し、『あす辞表を持ってこい』とやりますが、これは相当骨が折れる作業になると思います。 高市総理本人が言うかどうかはわかりませんが、『もう辞表を持ってらっしゃい』ということを言わざるを得ない状況にはなってくると思います」 ■高市総理の簗大臣に対する発言のトーンも変化

こうした状況の変化に伴い、高市総理の簗大臣に対する発言のトーンも変化してきています。 【衆院選時(今年2月)】「私の大事な簗ちゃん。私の知恵袋の簗ちゃん」 【今月8日・問題発覚後】「とにかく働いて仕事で返せと言っております」 【きのう=13日・衆院予算委員会】「(疑惑について)事実であるとしたら、本当に不適切なもので本当にダサいと思います。その人が行政の運営をしていいのかどうかも含め、しっかりと考えさせていただきます」 岩田氏はこの変遷を踏まえ、「ある程度(更迭の)『Xデー』が近くなってきていると、『腹を括ったのかな』と感じますよね」と述べ、簗大臣の疑惑が相次いでいることから「きょう・あす中に決断しないと今後の国会審議に影響する」と指摘します ■簗大臣の更迭は「きょう・あす中には決断をしないといけない」

【岩田氏】「『予算カット』について、『働きかけた事実はない』と説明していますが、もし後から報道で、(官僚の働きかけを受けたという)メモなどが仮に出てきた場合には、『嘘をついた』ということにもなります。 今の時点では、政治家としての資質の話ですけれども、実際に働きかけたということがもし、証拠が出てきたときには、より責任が重くなります。 他の公選法違反に関する話が出てきている時点で、今後もまた別の話が出てくる可能性もありうるとなると、今後の国会審議に対する影響というのが計り知れなくなってきますので、もうこれはきょう・あす中には決断をしないといけない」 ■参議院予算委員会での「審議時間の確保」がカギ

一方、今後の国会日程を踏まえると、辞任のタイミングも簡単ではないようです。 自民・維新の連立政権が少数与党となっている参議院で、今月16日、19日に予算委員会が開かれる予定で、簗大臣の問題が追及されることになれば、消費税の減税など重要な法案の審議が滞ることにもなりかねません。 【岩田氏】「きのう=13日までの焦点は、参議院が問責決議案を提出するタイミングでした。問責決議案が提出されれば、参議院予算委員会で審議の時間がどんどんずれ込んでしまう。それを(官邸が)何としても阻止したいという意味でした。 ただ、相次ぐ週刊誌報道によって、もうそういうフェーズは超えてしまいました。『もう辞任しかない』となりましたが、焦点はいつ辞任するか、です。 仮にきょう辞任したとしても、(野党が)『簗大臣が辞任しましたが、参議院の予算委員会をやるかどうかはまた別です』ということになってしまっては、元も子もありません」 ■審議時間の確保が合意できなければ「辞表提出が効いてこない」

そしてこの「辞任・更迭」のタイミングが高市総理にとっての重要な局面だと指摘します。 【岩田氏】「(予算委員会での)審議時間を確保させてもらうことを、水面下で(与党と野党の)国対筋が話し合って、そこの部分で内々の合意ができないことには、すぐに辞表を出すということもできません。 野党と水面下の合意をして、16日、19日は審議ができる状況にならないと、『切り札』としての辞表提出が“効いてこない状況”になるので」 最後に岩田氏は高市総理がこのタイミングで決断したとしても「時間がかかってしまった印象」だと指摘しました。 【岩田氏】「国会が開会した10月5日には『予算カット発言』が問題になっていたが、何とか説明させて切り抜けられないかと考えていたと思う。2つ目のスキャンダルが出たのも1週間前ですから、時間がかなり経ってしまったという印象です」 (関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年10月14日放送)

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