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高市総理再び“続投”答弁 元NHK政治部・岩田明子氏「どの総理も最初の更迭は逡巡する」 “予算カット発言”簗大臣の進退巡り 自民内に2つの見方 「重要法案が参院送られるまでは持って」「予算委持たない」10月08日 18:17

臨時国会では、きょう=10月8日も簗農水大臣の“道路予算カット発言”問題を巡って論戦が繰り広げられています。 簗大臣は改めて辞任を否定し、高市総理も続投させる考えを示していますが、消費税減税などの重要法案の審議が滞るようになれば、再び進退論に発展する可能性もあります。 関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」で、永田町取材歴26年・元NHK政治部記者の岩田明子氏は、「どの総理も最初の更迭は逡巡する」と述べ、過去の政権も問題があった大臣をなかなか更迭できず、ダメージが政権まで広がったことを説明しました。 そして簗大臣の進退について、自民党内でも国対筋は「予算委員会を経て重要法案が参院へと送られる見込みの20日までは持ってほしい」という考えと、それ以外では「予算委員会で持たなくなるのでは」という見方があることを解説しました。 ■ 辞任は否定するも野党は激しい追及

“道路予算カット”発言を巡り、簗大臣はきのう=7日、「農林水産行政の推進に向け全力で取り組んでまいる」と改めて辞任を否定しました。 国会では野党が追及を続けており、きょう=8日の衆議院本会議で簗大臣の任命責任を問われた高市総理は、次のように述べ、大臣の続投方針を示しています。 【高市総理】「私自身、発言は不適切だと考えましたので、厳しく注意しました。大臣の任命責任は私にありますが、政治家の発言については、まず本人が適切に説明するということが重要。 襟を正して職責を全うしてほしい。『とにかく働いて仕事で返せ』と言っております」 一方で今後、重要法案の審議が滞るような事態になれば、進退論が再び過熱するとみられ、自民党幹部は「最後は簗大臣の判断」と話しているということです。 ■ “更迭の逡巡”はどの政権にも共通する

こうした状況について岩田氏は、過去の政権の取材経験から「最初の更迭は逡巡する」と説明。「迷っている間に野党の追及を受けて政権としての体力を削られる」と解説しました。 【岩田明子氏】「簗大臣は高市総理にとって、精神的支柱で、かなり早い段階から総裁選も支えてくれた人物です。農政についての提言などという意味で“知恵袋”ということで心強い関係だと思う。 1回自分が任命したものを、任命責任を問われ、更迭が遅れると、政権の体力も奪われていきます。それでもなかなか更迭に踏み切れない総理は多い。 第一次安倍内閣では辞任する人が山ほど出た。判断が遅れて悩んで、その悩んでいる時間、追及を受けて政権の体力を奪っていった。岸田内閣も悩んで辞任が遅れた印象があった。最初は逡巡する」 ■誰が「簗大臣に鈴を付けるのか」

また実際に簗大臣の進退論が浮上した際に、誰が辞任を促すのかということも難しいと指摘します。 【岩田明子氏】「どの政権も苦しみます。大臣たち自身は、辞任しないとみんな思ってるわけですから。で、誰が『鈴を付ける』かが、大変なのです。 菅元総理のような官房長官だと『もう辞めろ。辞表出せ』という感じで出られる。 だから今回、更迭となったら、簗大臣自身が腹をくくって出すのか、高市総理が出てきて『簗ちゃん辞めや』と言うのか。それとも木原官房長官が憎まれ役を買って、『もう持ちませんよ』と言って、迫るのか。誰が『鈴を付けるのか問題』もあると思います」 ■簗大臣「20日ごろまで持って」・「予算委で持たない」自民内でも2つの見方

そして岩田氏は、「自民党の国会対策に関係する議員たちの間では、予算委員会で消費税減税の関連法案など重要法案が審議され、論戦の場が参議院へと移る見込みの20日頃までは簗大臣が持ってほしいという考え方がある」と説明。 一方で、それ以外の議員は「予算委員会で持たなくなる可能性がある」とみているといいます。 【岩田明子氏】「地元や身内からどんどん新しいネタが報道に出たり、あるいは予算委員会で質問に窮するような場面が増えてきたりすると厳しい。 仮に消費税関連法案が参議院に送られたとしても、参議院は少数与党ですから、問責決議案が可決する可能性がある。そこまで睨むと、極めて厳しい道のりではないか」 (関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年10月8日放送)

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