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「飼育が難しいというより、飼育できない」“世界最大級の人食いワニ”飼育員 「特定動物」イリエワニなどを無許可で飼育か ペットショップ経営の男を逮捕 周囲には小学校も09月30日 09:04

28日、世界最大級の“人食いワニ”として知られる「イリエワニ」を無許可で飼育した疑いで男が逮捕されました。 その飼育場所はなんと大阪市内の閑静な住宅街でした。 動物愛護法違反などの疑いで逮捕された大阪市東淀川区のペットショップ経営の里見創真容疑者(34)。 そのペットショップのバックヤードで飼っていたとされるのが、「特定外来生物」に指定されているカミツキガメ21匹や、体長およそ1.5メートルのイリエワニ。 イリエワニは、成長すると4メートルほどになる世界最大級の“人食いワニ”として知られています。 人の生命などに害を加える恐れがある「特定動物」に指定されていて、原則、個人での飼育は法律で禁止されています。 ■どのような場所で飼育していたのか

一体どのような場所で飼育していたのか。取材班が現場に向かうと… ペットショップの敷地内には水槽が。 捜査関係者によると、イリエワニが飼育されていたのは、里見容疑者が作ったとみられるアクリル製の水槽。 長さおよそ150センチ、高さは61センチほどで、金網の蓋の上に重しが置かれていたといいます。 近くに住む人は… 「びっくりしましたよ。こんな大きいワニがこんな住宅街にいるなんて全く知りませんでしたし」 「びっくりしました。ペットショップあったことも知らなかったんで」 ■ペットショップの看板は見当たらず…

周囲に知られずイリエワニを飼育していたという里見容疑者はどのような人物なのか。ランナーは知る人物に独自取材しました。 【里見容疑者を知る人】「ちょっと常識は知らない子やなとは思った」 (Q:ペットショップをしていた?) 【里見容疑者を知る人】「商売はしている様子はなかったんですけども、表には何も書いてもないし」 (Q:お客さんは見たことある?) 【里見容疑者を知る人】「ないですね」 警察によると、里見容疑者は、両生類などをインターネットでも販売していたということです。 ■“人食いワニ”「イリエワニ」はどんな生態なのか

体長4メートルほどにもなり“人食いワニ”とも呼ばれるイリエワニ。 飼育する吹田市の生き物のミュージアム「ニフレル」に向かうと… 【記者リポート】「牙を向けて大きい口を開けています。かみつこうとしてますね」 普段は水中でゆっくり動いていますが…エサを見つけると、途端に、どう猛さを現します。 ここでは、2匹のイリエワニを飼育していて、その体長は3メートルを超えるということです。 ■水槽の高さは4メートル 飼育環境が法律で定められている

【ニフレル飼育員 嵐健太さん】「(イリエワニは)噛む力が非常に強いので、人とワニが同じ環境にいることがないような飼育をしている」 そして記者が注目したのは、飼育環境です。 (Q:このぐらいの大きさは飼育のために必要?) 【ニフレル飼育員 嵐健太さん】「特定動物である以上、これぐらいの設備を整えないといけないのが法律で定められているので基準に則った設備で飼育している」 水槽の高さも決まっていて、ここではおよそ4メートルだということです。 飼育員の嵐さんによると、本来はオセアニアや東南アジアなど広い範囲で生息しているイリエワニ。 ■飼育が難しいというより“飼育できない” イリエワニの飼育員

今回の違法飼育が摘発されたことについては―。 【ニフレル飼育員 嵐健太さん】「イリエワニを飼育する身としては、これを簡単に飼育しているという認識を持たれると非常に危険。一般の人が飼えるような条件は無いと思うので、飼育が難しいというより“飼育できない”のではないかなと思います」 適切な飼育環境にないと周囲に危険を及ぼすイリエワニ。 調べに対し里見容疑者は、「販売目的ではなく愛玩目的で飼っていた」と容疑を認めていて、警察は密輸されたものを所持していたとみて捜査しています。 ■ペットショップには今も多くの動物も

イリエワニが飼育されていたとみられるペットショップの現在の状況を秦アナウンサーが伝えました。 【秦令欧奈アナウンサー】 シャッターが閉まっているところがペットショップです。 この場所で里見容疑者の知人が、残った生き物の世話をしているということで、3時間ほど前までシャッターが開いていました。 その際に中を見ると、まず一番手前にはコウモリがいたり、大きなトカゲがいたり、小さなサソリがいたりととにかくたくさんの生き物がいました。 それから店の奥を見ると、木の壁のようなもので仕切られていて、その奥がバックヤードで、ワニがいたスペースだったということです。 ■閑静な住宅街で、周囲には小学校や大学も

お店のシャッターが開いていた時間でも、ここから注意深く中を見ないと生き物がいるかはわかりませんでした。また、看板のようなものがありません。 ここがペットショップだと分からなかったという方がいても不思議じゃないなと感じます。 周囲は閑静な住宅街で、比較的交通量のある道路もあります。50メートルほど先に小学校があり、大学もあります。学校があって、住宅も非常に多い場所に、世界最大級のワニがいたということになります。 (関西テレビ「newsランナー」 2026年9月29日放送)

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