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大阪市の3セクが法律上使用が認められていない「市販の殺虫剤」を保管中の小麦に使用 農林水産省の立ち入り調査を受ける09月11日 17:12

大阪市の第3セクターが、法律上使用が認められていない殺虫剤を保管している小麦に使用し、農林水産省の立ち入り調査を受けていたことが分かりました。 立ち入り調査を受けたのは、大阪市港区にある市の第3セクター「大阪港埠頭ターミナル」です。 「大阪港埠頭ターミナル」によると先月、穀物を貯蔵する巨大な「サイロ」で保管していた1700トンあまりの小麦に、サイロ内での使用が禁止されている市販の燻煙殺虫剤を使用。 このうち39トンを納品していたということです。 今月1日になって外部からの通報で発覚し、会社で確認したところ、一部のサンプルで「ペルメトリン」と呼ばれる成分が残留農薬の基準値を超えて検出されました。 会社側は、先月出荷された分やサイロ内に保管されている小麦は、それぞれ納品先やサイロ内で留め置きされていることから、「消費者が口にすることはない」としていますが、遅くとも2022年度から市販の燻煙殺虫剤を使っていたということです。 ただ、基準値を超えた成分が含まれた小麦を一生、平均的に摂取し続けたとしても「健康上の悪影響が及ぶ可能性は極めて低い」としています。 「大阪港埠頭ターミナル」は、「取引関係者に多大なご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。 今後、関係官庁などの指導のもと、法令に基づき適切に対応してまいります」とコメントしています。

事態を受け、鈴木農林水産大臣はきょう=11日の閣議後の会見で「農薬取締法違反に該当し得る」と述べ、10日に大阪府と連携して立ち入り検査を行ったことを明らかにしました。 また、大阪市の横山市長も記者団の取材に対し、「こういった管理は非常に重要で、あってはならないことだ。しっかり管理と再発防止に努めてほしい」と述べました。

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