検察側「会社の売上金着服の発覚をおそれ交通事故による車両炎上で被害者が焼死したと偽装する計画だった」指摘 「上司を刃物で刺して殺害・遺体運んだ車に放火した罪」問われた男の裁判09月07日 19:06
上司の男性を刃物で刺して殺害し、遺体を運んだ車に放火した罪などに問われている男の裁判員裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。 検察側は「会社の売上金着服の発覚をおそれ、交通事故による車両炎上で被害者が焼死したと偽装する計画だった」と指摘しました。 浜田達也被告(38)は去年11月、奈良県大和高田市にある上司の定井敏弘さん(当時60歳)の自宅の倉庫で、定井さんの首を刃物で刺して殺害した罪に問われています。 さらに、定井さんの車を盗んで遺体を大阪府柏原市まで運び、高速道路上で車にガソリンを撒いて放火した罪などにも問われています。 関西テレビが独自に入手した防犯カメラ映像には、事件当日、定井さんの自宅から車が走り去る様子が映っていました。浜田被告が運転する車とみられます。 きょう=9月7日、大阪地裁で初公判が開かれ、浜田被告は無表情のままボソボソとした口調で「間違いありません」と答え、起訴内容を認めました。 一方、検察側は冒頭陳述で指摘したのは、「会社の売上金着服の発覚をおそれ、交通事故による車両炎上で被害者が焼死したと偽装する計画だった」ということ。 定井さんの会社が経営する整骨院で院長を務めていた浜田被告には、副業として経営していた飲食店の開業資金など借金があり、返済のために定井さんの会社の売上金およそ160万円を着服。発覚を恐れて交通事故を装った犯行を計画したと説明しました。 弁護側は「被告が遺族に謝罪の意を示し、深く反省している」として刑を軽くするよう求めました。 判決は、9月18日に言い渡される予定です。 (関西テレビ「newsランナー」2026年9月7日放送)